表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/93

*

あんな大胆なことを言って大丈夫かしらと思ったのに、調子のいい大島さんは見事紅林作業長の参加をゲットした。

紅林さんが合コンに来るなんて想像できなくて嘘でしょ?と思ったけど、“若手で飲み会するんで羽目を外さないように監視役として参加してください”と誘ったらOKしてくれたらしい。


それ、合コンってわかったら怒るんじゃないの?

私が心配になって大島さんに尋ねたけど、“作業長は意外と優しいから大丈夫っしょ”なんてカラカラ笑っていた。

それならいいんだけど。

それくらい、紅林さんと大島さんの間には信頼関係が築けているのかな、と想像する。


私は喜びもそこそこに人集めだ。

まさか本当に大島さんが紅林さんを誘ってくれるとは思わなかったから、誰にも声をかけていないのだ。

それに私、本当に友達が少ない。

社内だと同期?

でも最初の研修以来会ってないし。

図面管理課だと先輩の真知さん?

でも真知さんは宗田さんといい感じだし。

やばい、どうしよう。

焦る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ