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生き返った俺は復讐を決意する  作者: 兎ダ 区
第一章 復讐を決意する。
15/15

(15) 「修正」

「もしもし、委員長?俺、祐也」

「う、うん」

「急に電話かけて悪いな」

「大丈夫だよ。それよりどうしたの?」

「実はさ、学校ことについて俺独自で調べてるんだけど何か知ってることとかない?」

「うーん。ごめん。私もそこまで詳しく知らないんだ。そのとき外に出てたし」

「そっかー。分かった。協力してくれてありがとな」

「こちらこそ、何の役にも立てなくてごめん。何か分かったことがあったら連絡するね」

「助かる。色々とありがとう。じゃあな」

「うん。バイバイ」



 委員長とはあの昼休みのとき以来話していない。お互い(主に向こうが)に関わりにくい空気があったからだ。この前はかなり怒り狂っていて口調が荒れてたけど、今日は猫を被っているため普段の優しい口調だ。


 にしても、使えないやつだ。委員長なら多少なりと何か知っているものだと思っていたが、何も知らないとは………………仕方ない、一度トイレと合流するか。




◇◇◇◇◇◇



「更衣室を利用した女子見つけられたか?」

「一応何人かは探せたけど、連絡が取れない」

「いつでも連絡が取れるように準備しといてくれ」

「りょーかい。あ、佐倉さんどうだった?」

「とりあえず、大丈夫そうだった」

「なら、良かった」

「おう。だけどな、あいつのことだから絶対どこかで無理してるから明日も行ってくる」

「うん、行け行け。調査のほうは俺がしっかりやっとくから」

「悪いな。今回はお前に頼る」

「気にすんな。俺とお前の仲だろ」

「………………一旦帰るか」

「地味に酷い!!」



 初日に情報が何もないのは辛いな。学校は明日からしばらく休みだし、他学年の人と会う機会も減る。ここである程度情報を集めないと、犯人が逃げるのは時間の問題かもしれない。



「あ、そうだ。祐也」

「うん?」


 早く帰って計画を調整しないといけないのに、何の用だ。俺には時間がないんだ。


「もし、お前が夜暇なら学校行けるぞ」

「その話は本当か?」

「俺が嘘をつくわけないだろう」



 トイレの言うことが本当なら犯人を突き止めるのに必要な材料が一気に手にはいるかもしれない。この話に乗らないほど俺は無能ではない。



「時間は?」

「二十一時。ここで」

「分かった」

「マスクと手袋、それと汚れても平気な服を忘れんなよ」

「もちろん」



 トイレは()としてはそれなりに優秀なんだな。少しかなり少しだけ評価を上げてやろう。




◇◇◇◇◇◇



 長い夜が始まる二十一時。その十分前に到着した俺は不審者と思われないように、近くのベンチでコーヒーを飲んでいた。





 遅い。凄く遅い。十分経ってもトイレは来ない。あと五分すれば三十分になる。人に待ち合わせ時間を言っておいて遅れるとは…………少しかなり少しだけ上がった評価を改めないといけないなこれは。



 それから十分してようやくトイレは来た。とりあえず時間を守る大切さについて拳で教えてあげよう。



「それで?」

「………はい。ごめんなさい。時間を守らなくてごめんなさい」

「そんなこと聞いてねーよ。学校にどうやって入るか聞いてるんだよ」

「あ、はい、すみません。えっと、管理棟近くの金網フェンスに穴が空いてるでそっから入ります」

「…………っ。行くぞ」


 拳で丁寧且つ優しく教えてあげたら、トイレは敬語を使うようになっていた。いつもの世の中を舐めてる口調じゃないと調子が狂う。面倒くさいが、いもの状態に戻してやるか。



「おい、齋藤」

「……………………え?俺のこと齋藤って呼んだ……?」

「呼んだが、それが?」

「……………!やったー!つ、ついに祐也から本名で呼ばれた!今日は宴だー!!!」

「黙れトイレ」

「やっ…………え?」



 はい、戻った。扱いやすいやつだよ。本当に。


 家に帰ってからも担任や知り合い(数人)にそれとなく聞いてみたが、何も知らなかった。数人(知り合い)が知らないのはまだしも、担任が何も知らないのはおかしい。()()()()()()のではなく、()()()()だ。こんなにも情報が漏れてないことを考えると、犯人は相当頭が切れるやつだろう。

 もし、俺の復讐に役立つようなら利用させてもらいたいぐらいだ。そのためには警察(捜査のプロ)より早く見つけないと。




◇◇◇◇◇◇



「ここだ」



トイレが言っていた金網フェンスの穴はしゃがんで通れるか否かの小さな穴である。文句は言っている時間はないが、これが出入口とは……………



「俺が先に入る。通れそうになかったら諦めるぞ」

「分かってるって」

「じゃあ、行くぞ」



 いざ入ってみると、ギリギリだが入ることが出来た。つまり、学校に侵入することが出来たのだ。



「よし、入れた。お前も来い」

「おう」



 トイレは俺より小さいから簡単にとは言えないが、すぐに入ることが出来た。



「まずは、打ち合わせ通り更衣室に向かうぞ」

「りょーかい」



 校舎内は火災の影響で灰がそこら中に落ちている。匂いも焦げ臭い。トイレの言った通りマスクを持ってきて正解だ。



 絶対に見つけるからな。俺の計画を邪魔した罪は死罪に等しいと思えよ。

有り難いことに、2000ユニーク達成しました!!ありがとうございます!!

短編のほうも順調に進んでるので、完成したら宜しくです!




↓これが本題


 二週間か一週間程度リアルが忙しくなるので、投稿が全く出来なくなります。すみません。

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