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生き返った俺は復讐を決意する  作者: 兎ダ 区
第一章 復讐を決意する。
14/15

(14) 「狂い」 

 


 不味い。非常に不味い。何故だ?何故こんなことが起こった?ある程度のことなら対応出来た。だが、これは想定外だ!いつ、一体誰が!ああ!もう!訳が分からない!どうしてだ。どうしてこうなった!!



 その日、順調に進んでいた計画に狂いが生じた。修正出来るかはまだ分からない。もしかしたら、今までの計画、特に佐倉織姫に対しての計画は全て水の泡かもしれない……………



◇◇◇◇◇◇



「おい!祐也!」



 全校生徒が混乱して、雑音が多いなかこいつの声だけは耳に嫌でも入ってきた。そう、授業中にトイレに行ったやつだ。名前は分からない。



「おう、トイレ。お前は無事だったのか」

齊藤和馬(さいとうかずま)だ!それより、お前こそ無事だったんだな」

「お陰さまでな」

「佐倉さんは?」

「救急車で運ばれた」

「え、それじゃあ………」

「命に別状はないらしい。だけど心配だからこのあと行く」

「なら、良かった。ホントに誰がこんなことしたんだろうな」

「ああ」



 ホントに誰がこんなことを………。俺の計画を邪魔した。だから、そいつは潰す。俺は我慢なんてしない。復讐の邪魔をするやつはどんな手を使ってでも、あらゆる形で消し炭にする。




「なぁ、祐也。俺達だけで犯人を探そうぜ」

「お前と探して俺になんのメリットが?」

「その口ぶりからすると探すことは探すんだ」

「織姫が巻き込まれてるからな」

「最高の彼氏じゃねぇーか」

「当然のことだ。それで?」

「メリットか………そうだな………二人で探せば時間が短縮出来る?」

「それだけか?」

「うーん。。。あ!祐也ってあんま友達居ないじゃん?」

「うるさい」

「まぁまぁ。それでさ、俺なら各学年に顔が利くから情報を効率良く集められるぞ」



 確かに、俺は前世でも今でも学校には友人というものを作っていない。情報を効率良く集められないのは俺としても痛いし、ここはトイレの話に乗っておいたほうが良いな。



「分かった。そういうことなら」

「キタコレ!そうと決まったら早速動こうか。ワトソン君」

「調子に乗るな」




◇◇◇◇◇



「よし。一度集分かってる情報を整理してみるか」

「そうだな」



 ことの発端は昼休み。俺達が通っている高校は教室棟と管理棟に別れている。そのため、生徒の多くは昼休みを教室棟で過ごす。そんな、教室棟で事件は起こった。




 教室棟二階にある、女子更衣室が爆発した。




 その後、出所不明の火事が発生。(またた)()に炎は教室棟を包み込んだ。幸い、更衣室には生徒は居なかったがその近辺に二人の生徒が居た。佐倉織姫と俺だ。俺達は昼食を食べるため更衣室近くに向かっていた。数メートル先行していた、佐倉織姫は病院行き。俺は無事であった。すぐに俺は佐倉を助け、外に出た。他の生徒も俺達より先に出ていたため、火事には巻き込まれなかった。



「だいたい、こんな感じか」

「ああ」

「佐倉さんには悪いけど、お前本当に運が良かったな」

「たまたま、持っていたペットボトルを落としてな。それで織姫が先行していた」

「それで、これからどうする?」

「そうだな……学校は警察が居て入れないし、昼休み前に更衣室を使った女子を探して話を聞くか」

「了解。じゃあ、俺がその仕事をやるから祐也は佐倉さんのとこに向かって」

「悪いな」

「いいよ。別に。俺は将棋で言う歩だから。前にしか進むことの出来ない単純なやつだからさ」

「助かる。何かあったら連絡入れる」

「おう!」



 トイレには悪いが今回お前は有効活用させてもらう。俺の()となってしっかり働いてくれよ……………




◇◇◇◇◇



「織姫!」

「あ、ゆうくん…………」



 トイレと別れたあと、予定通り佐倉が運ばれた病院に向かった。病室に向かう途中で警官らしき人とすれ違ったが、それ以外は特に何もなかった。



「大丈夫か?」

「うん。平気。火傷とかもないし」

「だけど、入院してるってことはどこか悪いんだろ?」

「あはは。ゆうくんにはすぐにばれちゃうや」

「どこが悪いんだ?」

「悪いって言ったら変かもしれないけど………全身打撲だってさ」

「……………っ!」



 パーフェクト彼氏(ヤンデレの彼氏)をこなしている俺はこういうとき何をすれば良いか心得ている。半泣きの状態で抱擁だ。



「…………悪い。俺が…………俺がもっとしっかりしてれば………」

「ゆうくんっ。ゆうくんは悪くないよ。だから、泣かないで」

「泣いてないよ…………っ」

「ゆうくんのそういうとこ好きだよ」

「織姫。治ったら何して欲しい?」

「そうだな…………一緒に居て」

「当たり前のことを言うなよ。馬鹿」

「あはは。でも、今はその当たり前が心地良い」

「なら、嫌って言うほど一緒に居てやるよ」

「ゆうくんと一緒に居て、嫌なときは絶対来ないよ」



 安心して下さい。絶対に来ます。遠くない未来に。



「ゆうくん、忙しいでしょ?今日はもう大丈夫だから行っていいよ」

「ごめんな。こんときなのに」

「ううん。大丈夫」

「じゃあ、いくよ」

「うん。バイバイ」



 やっと演技をやめられる。演技って疲れるから嫌いなんだよ。さて、次は何をしようか…………とりあえず、なんか知ってそうなあいつに話を聞くか。いつだか、泣きついてきた委員長さんに。



評価とブックマークと感想、その他諸々宜しくお願いします!しばらく投稿ペースと話の内容がぐだります。すみません。。。。

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