トコノール(茶色)
トコノールの茶色を買いました。
もともとはコバの染色剤を買いに行ったんですが、なぜか気後れしてしまいました。染色って難しいイメージがあります。一歩間違えたらガビーンな感じです。
なので、使い慣れているトコノールの茶色ならば、トコノールに色が付いてるだけだからと、心理的なハードルが少なくて済んだのです。
絶対に失敗しない方法は、絶対に挑戦しないことなのですよ。ふふふ。
あとついでに、トコノール黒色も買ってきました。レザークラフトショップへの往復交通費だけでそこそこの金額になりますからね。買える時に買っといた方がいいかなと思いまして。
ということで、早速使ってみます。まずは、茶色の革を用意。元々のトコ面は若干茶色いかなーぐらいのもんです。
ここに、いつも通りヘラでトコノールをすくって、ヘラでガリガリガリガリ塗り込みます。
そして、まんべんなく塗れたな、と思ったところで乾燥タイムー。
10分後。出来栄えを見てみると、ううむ、マダラ。なんか、クリスマスにオサレーな方々が食べる、木をかたどったケーキのチョコ味みたい。木の皮っぽってことね。
これってもしかして、今までずっとマダラに塗っていた?無色のトコノールを使ってたから気付かなかったけれど、こうなってたってことなんだろうなあ。
そこで、やり直し。
100均で帰っておいた霧吹きで水をシュッシュッシュとかけます。そして1分ほど放置プレイ。水が染み込むのを待ちます。
そこにトコノール茶をヘラですり込みます。
できたー!綺麗。今度は綺麗にまんべんなく塗ることができました。
トコノールはガラス板で振り込むとか、教科書でよく書いていますけど、今まであまり気にせずやっていました。ですが、本当に良いものを作ろうと思ったら、確かにガラス板を使った方が良いかもしれません。根拠があって書いているんでしょうから。
という事で、遅ればせながら、今度、ガラス板を買おうと思います。漉き作業の下敷きにも使えるみたいだしね。
で、コバにもトコノールを使ってみます。
ヘラですくって、そのまま擦ります。すこし、 銀面にこぼれました。ティッシュでそれを拭き取って、また擦ります。またこぼれたので、ティッシュで拭き取る。また擦る。
そして、銀面に見事にシミができました。ガッカリー。乾いたティッシュで拭き取るだけじゃ足りんかったんですね。
今度はやり方を変えて、綿棒で挑戦します。綿棒の先っぽにトコノールをごく少量だけつけて、スリスリしまくります。そして、こぼれた分は、すこし濡らしたティッシュで丁寧に拭き取ります。
そして、できました。
おおぅ、コバが茶色い!スゲえ。でも、なんか控えめな茶色な気がします。こんなもんなのか?なんか、はじめに弱気が入らないで、きちんと染色剤を買っといといたらよかった。比較対象がないから、いいのか悪いのか、判断がつかん。
あーあ。成功するための最低条件は、挑戦すること、なんですよね。結局。
あと、断面があかんです。ガタガタ。なんか不格好。
でもね、染色とこの断面のガタガタさえ何とかしちゃえば、それなりのものが今後作れるような気がします。基本は一通り押さえた、みたいなね。縫い目も最近はかなりマシになってきたし。
ようし、豆カンナと染色剤も買わんとなあ。
結論。
トコノールは革を塗らしてからがオススメ。
アルコールをやめて、一ヶ月で3キロ体重が落ちました。
そこから体重の減少が止まったので、やがて体重計に乗る習慣がなくなったのですが、先日気が向いて体重計に乗ってみると、さらに4キロ体重が落ちていました。
4ヶ月で7キロ減。すごいなあ、と思う訳です。