ホロウの眷属
ホロウが生んだ3人の眷属。
タタリ。
アイズ。
デルタ。
「ホロウは、 ボク達3人にして欲しい事があって……生んだんだ」
「俺達に、 して欲しい事……?」
【十二神】の中でもトップであり、 長であり、 主最神でも出来ない、 願望。
「それは…………『世界改革』だよ」
『世界改革』。
世界を変えるために……俺達を生んだ?
「いやいや、 流石に言い過ぎだろ……ってか、 主最神ならそれくらいの事出来んじゃねーの?」
デルタは、 考えていた事をそのまま口に出した。
「ボクは一応デルタの兄に当たるんだけど……まぁその辺は『兄』として大目に見るとして……、 そうだね。 主最神は確かに大抵の事は出来る。 ボク達を生む事が出来る位だからね。 --------しかし主最神とて『万能神』ではないという事さ……」
『主最神』だからといって何でも出来る訳では無いことが分かったとしても……。
気に要らない神だったりを消したり、 その程度ならば出来るのでは無いだろうか……。
生む事が出来るならば、 消す事も出来るのでは無かろうか……。
「ふむ、 まぁデルタの考えも筋は通っている。 が、 理にかなってはいないという事なのだよ……」
「………………」
いやいやいや!?
生む事の方が理にかなってはないだろうよ!?
「そんな事はどうでもいいとして--------」
「どうでもよか無いわ!?」
「----元気だねぇ、 説明をさせておくれよ……。主最神の目的は『世界改革』だ。 そして、世界改革を行う理由だが……」
そこで、 アイズはひといき開ける。
世界改革という大きな願望の理由に期待し、 ゴクリと唾を呑む。
「……理由だが…………?」
「--------それはボクも知らないんだけど」
「くらえっ!」
「はははっ!止めてくれよデルタ。 腕でボクの首を絞めないでおくれよ」
コイツだけはここで殺しておこう。
うん。




