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船長

逆お気に入りユーザーさんが200人を超えました!これからもよろしくお願いします!

 西の沼地に初めて入った。そこは霧が立ち込めていて薄暗く、足元がぬかるんでいて、ところどころに濁った色をした毒沼が点在していた。



「おお、オドロオドロしてて気持ちが悪いな。レベル上げのためとはいえゲームはじまったころからこもってたやつらがいたとかちょっと信じられん」



 こんなところはさっさと用事を終わらせて帰るに限る。ここでは折れた骨とマジックリーフが手に入る。

 骨はそこらへんのスケルトンを倒していけばすぐに手に入るが、マジックリーフは少しだけ奥の方に行かなければ手に入らない。

 因みにマジックリーフの効果だが、食べると一定時間の間ランダムで属性攻撃に対して耐性が小つくらしい。



「ガッガッガ!」


「スケルトンが現れたってか。今更お呼びじゃねえんだよ」



 これまたスパークで一撃で沈める。どうせならと、マジックリーフのあるエリアまでブラックウルフに乗って走っていく。



 少しばかり奥に行くと、プレイヤーが一人だけでスケルトンと戦っていた。戦況はプレイヤーが断然優勢だが、そんなことは当然だ。

 むしろ気になるのは、あいつの頭にあるあの帽子だ。フッ〇船長が被っているような海賊帽を被っている。色もご丁寧に同じ紫色で、武器も海賊が使うようなカットラスだ。



「海賊プレイか?でもなんでこんなところにいるんだ?」



 海賊プレイをするなら海の方に行った方がいいだろうに。確かこの先は港町だったはずだからそこにいけば不自然ではないのだが……クエストか?



 少しだけ気になって遠目で観察していると、わらわらとスケルトンが一気に湧いてきて、プレイヤーを取り囲んだ。

 前に灯から聞いたことがあるが、モンスターがあるタイミングで一気に湧いてくるときがあるらしい。ちょうどそれに当たったんだな。

 あーあ、しかもさっきまで周りのことを気にしないで戦っていたせいなのかは知らないが、戦闘に引き寄せられて他のところからもモンスターが集まってきたしよ。

 まあ、今更この程度のレベルのモンスターに囲まれても別に死にはしないだろう。



「あれ?もしかして……ピンチ?」



 その海賊プレイヤーはスケルトンに囲まれたことで押されだした。いやいや、いくら数が多くてもこの程度のレベル相手だったら多少HPは削れるかもしれないが余裕でさばけるだろうに……なんか囲まれてからどんどんHPが減ってるんだが……?



「ま、しょうがねえし助けてやるか」



 もしかしたら生産職のプレイヤーで、クエストか素材集めかは知らないがここまで来たのだろう。あの装備は遊びかもしれないし。

 別にジョブが戦闘職じゃなくてもスキルは好きなものを取得することができるシステム上、生産職でも戦えないわけじゃないからな。

 もちろん生産職と戦闘職との違いで攻撃力には差があるらしいけど。



 ウルフに乗ってスケルトンの群れに突っ込んでいく。もちろんフードを被るのも忘れない。早速出番が来たようで嬉しい。そしてスケルトンを薙ぎ払いながら、中央にいる海賊プレイヤーに向かって声をかける。



「助けに来たぞ!さっさとHPを回復しろ!」


「ビーストテイマーか!助かる!」



 失敬な。俺をあんなノーマルジョブと一緒にするなよ。こちとら地雷職トップクラスのサモナーから派生したサモンマスターだぞ。



「ま、一気にたたんだ方がいいか。サモンリッチ!サモンウンディーネ!」


「ガガガガ!」


「お呼びでしょうか、ご主人様」



 範囲魔法を使える二体を召喚する。それにしてもウンディーネって人の言葉を話すのかよ。まあ、鳴き声と言われても特にどんなものかも想像つかないし、あのエピソードから考えても人語を解すのは決定的だしな。



「リッチはウォーターウェーブ!ウンディーネはブリザードでこいつらを薙ぎ払え!」


「ガガガガ!」


「了解しました、ご主人様!」



 片方をリッチが、反対側をウンディーネがそれぞれ範囲魔法で相手をする。所詮はレベル差が20近くもある雑魚共だからか、すぐに片が付いた。連中に状態異常の攻撃もさせないような一方的な虐殺だった。



「悪いな、助かったぜ」



 後ろから助けた海賊プレイヤーに声をかけられる。おお、まさしく海賊って感じだ。目つきも鋭いし髪も長い。

 なんか某海賊映画のせいか、海賊の船長って長髪ってイメージが俺の中であるんだが、こいつも同じだったらしいな。



「いや、助けられたならそれでいいんだが……どうしてあんなに苦戦したんだ?」



 そう、俺が一番気になったところがそこだ。いくらあれだけの数に囲まれていたとはいえ、恐らくレベルが10は離れているだろうにどうしてあんなに苦戦したのかが分からなかった。

 状態異常になるのは分かるが、なんだかHPの減りも早かった気がするし。



「ああ……それは……いや、助けてもらった手前、教えておくのが正しい……か……」



 あれ?なんか言いにくそう?もしかして買ったけどリアルの都合で今日から始めたやつだったのか?



「ああ、言いにくいなら別にいいんだが……」


「いや、ちゃんと言わせてもらうぜ。ちょっと俺がヘマしちまっただけって話だしな」



 なんだ?一体何があるんだ?ヘマした?何をだ?



「まずは俺のジョブから紹介させてもらうぜ。俺のジョブは船長だ」



 船長ときたか。確かに選択肢の中にピエロとか数学者とかあったから船長があっても別におかしいということではないか。



「船長ってジョブは船の上だと結構な強さを発揮するんだ。特徴としては全体的なステータスが少しだが上昇し、スキルのディレイも短くなって、状態異常にもかかりにくくなる。

 水属性の攻撃にはかなり耐性があるし、また、水属性の攻撃をすると攻撃力にボーナスがある。魚型のモンスター相手だと攻撃力が全体的に上がるというのも特徴だな」


「へえ、結構良さ気なジョブじゃないか。あれ?じゃあなんで海じゃなくてここにいるんだ?この先のフィールドは港町だからそこで戦えばいいだろう?」



 そのことを指摘すると目の前の海賊君は目に見えて落ち込んだ。まるで船が沈没して積み荷が全部流された商人のような顔をしている。



「それなんだ……。このジョブには一つだけ落とし穴があってな。陸の上に上がると全ステータスが半分になるんだ……おまけに被ダメも若干多くなるし……」


「あー、まあ海の上でそんだけ強いんじゃしょうがないっちゃしょうがないな。あ!もしかしてその船がまだ見つかってなくて戦えないとかか?」



 その可能性はある。船がなければその特典も生かせないしな。



「いや、船は発見されている。ちゃんとこの先のフィールド、リマニの港って言うんだがな、そこで海辺に行くと有料で船を貸してくれるんだ。それにNPCショップに行けば高額だがちゃんと船も売っている」



 ん?じゃあ何が問題なんだ?ちゃんと船もあるしステータスの特典もある。それこそこんなところにこもってないでそこで戦ってればいいのに。



「だが俺は失敗した。まずは他の初心者プレイヤーに交じって北の森でレベルをある程度上げてここに来た。開始直後では水辺のフィールドはないから、それこそジョブの効果を発揮できなかったが、このルートで行けばギリギリ戦っていけると攻略サイトに書いてあってな」


「それでここでレベル上げしてたってわけか。でも、他の連中がいないところを見ると、皆先に行ったんだろ?お前は誰にも連れて行ってもらえなかったのか?あれ?でもフィールドのことは知ってたんだよな?」



 街どうしを移動するだけなら、誰かに連れて行ってもらえれば先にだけは進める。それすらもできなかったのか?



「ちゃんとリマニには連れて行ってもらえた。そこで実際に狩りも何度か経験しているしな。けど、貸しボートが高かったんだ。おまけに30分刻みでしか借りれなくて、それですぐに金欠になった。

 いくら海の上では強力になると言っても30分刻みでしか海の上で戦えないとなれば、すぐに周りに置いて行かれる」



 コストパフォーマンスが悪いってことか。確かにそれじゃ周りからも遅れるわな。しかも装備やポーションを揃えたりするのにも金がかかるから、なおのことか。



「しかもボートの大きさは、リアルでの池で貸し出されているような貸しボートと同程度の大きさだから大きく動くこともできない。

 いや、それは問題じゃないんだ。それでも戦闘はこなせるほどにはDEXの値も上昇しているしアビリティの関係もある。そのボートでの動きにも慣れた。問題は戦闘だ」



 戦闘が一番の問題って、そこが一番楽な場面じゃないのか?



「よく考えてみてくれ。相手は海にいる、水属性のモンスターだ。それに対して水属性の攻撃をしても大して効果がない。防御はちゃんとできるんだがな。

 そして俺はそれに気づかなかった。船長のジョブを始めから選ぶと決めていたから、遠距離攻撃が水属性しかないんだ。だから効果的な攻撃は近接攻撃なんだが、あっちは海にいて俺はボートの上だ。わかるだろう?」



 確かに。近接攻撃だったら船から身を乗り出して、あっちが近づくのを待つしかないから自分から向かっていくことができない上に、下手をすればバランスを崩してそのまま海にドボンか。そしたらそのまま海にいるモンスターにたかられると。



 しかも沖に行けば周りは海で、安全地帯も隠れる場所もない。どの角度から襲ってくるか分からないって言う点では地上と同じだが、船が貸しボートクラスの大きさというなら避けるにも限界があるしな。



 たぶんだが海での狩りって何人も船を借りて複数で挑むか、泳ぎスキルを持った状態でやるというのが一般的なんだろう。



「てか海には他に出ている奴っていないのかよ?そいつらと一緒に行けばいいだろう?」


「もちろん他にもいるさ。けど、そこにいる連中のジョブは船長じゃないから陸の上でも満足なレベル上げができる。海でしか満足にレベル上げができない俺と、陸でもできる他の連中。そうすると必然的にレベル差が開いてくる。

 そうなったらもうダメだ。どっかに混ざろうとしても足手まといにしかならないからほとんど寄生と同じになっちまう。だからソロでやるしかないんだが、金と経験値効率との釣り合いが取れん」



 しかもそいつらは魔法を使うやつが主体になっているだろうから、相手の攻撃を身を持って受けて盾になるか、近くに来た敵をチマチマとカットラスで削るしかないと。

 そりゃあ周りから嫌われるわ。せめて船長の上位職にでもなれば、俺と同じように性能が上がるってことになるかもしれないんだけどな。



「因みにレベルってどのくらい……なんだ?」


「17だ。他の連中はもうほとんどが20近くにはなってるって言うのにな……」



 うーん、17位だったらまだ悲観するほどでもないと思うんだけど……まあ、今後のことも考えるとそう楽観もしていられないか。



「で、陸以外で一番経験値効率がいいここにやってきてレベル上げしてたのか」


「ああ、ここで金を稼いで、このレベルになったらほとんどスズメの涙程度の経験値を手に入れて、またその金を船につぎ込んで海でレベル上げっていう無限ループさ……」



 見事な悪循環だな。おまけにレベルとステータスが釣り合っていないというのが辛い。ステータスは8~9相当なのに、レベルアップに必要な経験値は17のときのままって……ある意味サモナーよりも辛くないか?



「それは……本当に大変だな」


「ああ、死んだらまた街から出直しになるからな、助けてくれてありがとよ」


「いや、最初はただ通りすがっただけだったが、よかったらしばらくレベル上げにつき合ってやろうか?」


「は?いや、おまえさっきの話聞いてたのか?俺は陸地だと足手まといにしかならないんだぞ?」


「いいんだよ。俺も似たような境遇だったから。俺はな、もともとサモナーだったんだ」



 そう、ここにきて俺と同じ不遇職の人間と出会ったのだ。俺はまだアビリティに恵まれていたから何とかなったが、他の連中はこうも辛い目にあってるということを知って助けてやりたくなった。

 別に熱心に前線攻略するって気もしないしいいだろう。



「サモナーだと!?あのサモナーか!?でもさっきのは……」


「少なくとも船長に言われたかあねえや。それに今は上位職になってサモンマスターだ。同じ不遇職のよしみだ、しばらく付きあってやるよ」


「そうなのか……いや、しかし……でもなあ……」



 ここで二つ返事でうなずかないところを見ると、自分につき合せるのが忍びないと考えているんだろうか?そうだったら結構いいやつだな、こいつ。



 けど、さすがに俺もいつまでもこいつについて行ってやるというわけにもいかない。どうにかしてこいつに自力で戦闘がこなせるようにしてやれればいいんだが……。



「いいからパーティー申請寄越せって。大丈夫、俺は俺で勝手に戦ってるからさ」


「そこまで言ってくれるか……すまねえ、それじゃあよろしく頼む!」



 目の前の男からパーティー申請が送られてくる。どうやらこいつの名前はジャックというらしい。真っ先に使われそうな名前だがよくゲットできたものだと関係のない関心をする。



「お前はセスって言うのか、よろしく頼むな!」


「そっちこそジャックって言うのか。こちらこそ」



 そっからしばらくの間、俺達はスケルトン相手に虐殺を行った。まあ、虐殺とかしてたのは主に俺の方なんだが。

 リッチとウンディーネ、それにブラックウルフを出現させ、遠距離から片っ端から攻撃し、相手が反応できないAGIの高さで近づき爪や牙で切り刻む。俺もウルフの背中に乗りながらスパークを連出していた。



 まあはっきり言ってオーバーキル甚だしいんだが、それでもジャックの助けになるならと思い思いっきりやりまくった。

 おかげですぐに付近のポップを狩りつくし、暇になったのと少し休憩も兼ねて比較的モンスターがいない場所で一息つく。



「いやあ、セスは強えな。オーバーキルとはこのことか」


「レベル差があるだけだ。適正な狩場に行くとなるとこうはいかねえよ」


「それにしてもすげえよ。サモンモンスター達も強力だしな」


「お前こそこのいいとは言えない足場でしっかりとした足取りだったじゃないか。俺のウルフもときどき足を滑らせそうになったのにさ」


「そいつは俺のアビリティだ。俺のはバランス感覚って言ってな、どんだけ不安定な足場でもしっかりとした足取りを実現できるのよ」



 そいつはさぞ船に乗った時役に立ちそうだろうな。船って揺れるし、おまけに完全な魔法職ってわけでもないんだから動かなきゃいけない。さぞ船長にぴったりと思ったことだろうよ。

 あれ?なんだかデジャブが……。俺もこのアビリティとジョブを見つけたときこれだ!って思ったけど……。



「あ、そうだ。お前のジョブの説明見せてくれよ。もしかしたらうまい戦い方のヒントになるようなものがあるかもしれないし」


「お、じゃあお前のも見せてくれよ。サモンマスターってやつのも見てみてえ」



 お互いに互いのジョブの説明を見せ合った。船長の説明文はこうだった。



船長

 水場でのどのような困難にも立ち向かい、どんな海の怪物にも力強く向かっていく。水上での頼れるリーダーであり、水の加護を得ている。



 うーん、一応見てみたけどこれといって突破口になる文章もないな。水の加護って水属性の攻撃や防御にボーナスがあるってことだろうし。



「はいよ、見終わったぜ。なかなか上手い解決方法もないんだな」


「こっちも終わったぜ。まあ、そう簡単にはいかねえさ」



 それからしばらく俺たちは雑談を続けた。そして、俺はふと、どうしてジャックが船長になりたがっていたのかが気になって尋ねてみた。



「なあ、どうしてジャックは船長になろうと思ったんだ?俺は事前情報なしで、アビリティがサモナーに合ってたからだったけど」


「俺は昔から海が好きでな。住んでいるところは内陸で、海もなかったからガキの頃からよくプールとかにも通ってたもんだ」


「ああ、泳ぐのが好きだったのか?」


「いや、確かに泳ぐのも好きだったが、どっちかって言うと船に乗りたかったんだよ。親父が客船の船長やってて、その影響もあるんだろうがな」



 へー、親父さんの影響か。ユリカといい、最近の親父さんはすげえんだな。それなら船に憧れるのもしょうがないか。

 俺も昔は、海の上で、膨らませて上に乗れるフロートに乗って楽しかった記憶あるしな。



「俺も経験あるぜ。フロートに乗ってはしゃいでた。あれも一種の船だよな」


「あるある。俺なんかプールにフロートをいくつも持って行って、それら全部をつないでプールの一角をフロートで足場にしちまってしこたま怒られたぜ」



 バカだなこいつ。プールの一角が足場になるとかどんだけだよ。まあそれも船に見立てたんだろうな。本当に好きなやつだ。

 ん?まてよ?確かNPCショップにあれが……いやでもそんなことができるのか?でもゲームだし、できないことはないのか?



「なあジャック、お前のジョブの説明、もう一度見せてくれないか?」


「ん?別にいいがどうしたんだ?」


「いいからいいから」



 もう一度船長の説明文を読む。うん、確かにそう書かれていない(・・・・・・・)。これならいけるか?



「なあ、海に落ちたことあるか?」


「なんだよ藪から棒に。確かに何度か引きずり込まれたことはあるぜ」


「その時、持っていたカットラスとかはどうなってた?水に浮いてたか?」


「ああ。というか、海に投げ出されたアイテムが全部沈む仕様だったらワザワザ潜ってあの広い海の中を探さなきゃいけなくなるから当然と言えば当然だろ?」



 水の上に投げ出されたアイテムが浮かぶことも確認できた。これならたぶんだがいけるか?



「なあ、ちょっと街に戻らないか?試したいことがあるんだ」


「試したいこと?まあ、俺もアイテム売り払ったりしたいから別にかまわないが……」


「よし、じゃあ行こう」



 俺たちは始まりの街に向かう。上手くいけば、陸の上の船長が誕生することになる。 


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