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新サモンモンスター

やりました!ついに総PVが1000000突破です!これも皆様のおかげです、ありがとうございます!!


日間ランキングは5位と落ちてしまいましたが、それでも自分の作品がここまで評価されたということがすごくうれしいです!これからもよろしくお願いします。

 始まりの街に着くとやはりまだまだプレイヤーたちがいっぱいいた。南以外のボスは倒され、その先の街に行くことができるし実際何人もそこに行ってるんだろうが便利な施設がいっぱいあることとアクセスのよさからここにいるプレイヤーも多んだと思う。



「うっし、じゃあまたモンスターギルドに向かうか。さっきもいったばかりだけどな」



 まあそんなことは気にせず俺はずんずんと人ごみをかき分けながらギルドに向かう。やはりというかなんというかギルドに行くにつれて人影は消えていき、ギルドの周りにはほとんど人がいなかった。



「まあモンスター関連のジョブってやつが少ないんだからしょうがないんだけどさ」



 中に入ると前回と同じようにテイマーのところには人影がちらほらといるがサモナーの方にはまったくと言っていいほど人影がない。

 いつかサモナーの地位を上げたいものだとか思いながらサモナーの窓口に行く。受付嬢はエミーナではなく見目麗しい名も知らぬお嬢さんだった。やはりクビになったままなのかエミーナ。特に思うところはないけど。



「新しいサモンモンスターとランクアップを頼みたいんだが」


「かしこまりました。ではステータスの開示をお願い致します。……はい、ありがとうございました。ではこちらが選べるサモンモンスターの一覧になります」



 ここでレベルが20になったおかげなのかちらほらと前回見たことのないようなモンスターも出てきた。選ぶ奴は決まっているがそれでも一応目は通しておく。



 ゴブリンシャーマン、ツイストコブラ、ロックタートル、インプ、オーク…etcとあるが俺の目的に合ったやつがいるかなと思ったが目ぼしいものはなかった。



 というわけで俺はグレイウルフを選択する。こいつには苦い思い出がありまくるがしょうがない。他に目ぼしいやつがいなかったんだから。



「グレイウルフですね。かしこまりました。こちらがグレイウルフのステータスになります」



グレイウルフ

LV:25


STR 15 

VIT 14

INT  5

DEX 30

AGI 58


残りステータスポイント:10



 ふむ、さすがにあのグレイウルフでもレベル25になれば壮観なステータスだな。やはりAGIが高かったか。これで杖の効果も相まってAGIの値は58になるわけだが今回俺が求めているのはSTRだったりする。

 俺の予想通りにグレイウルフが動いてくれるためには是が非でもちょっとやそっとの重さに耐えきれるためのSTRが必要なのだ。



「次にランクアップとのことでしたがリザードマンの他に今手に入れたグレイウルフもランクアップが可能となっております。いかがいたしますか?」


「へえ、レベルが足りてればそういうこともできるのか。じゃあ二匹とも頼む」


「かしこまりました。まずはリザードマンの方ですがこちらがランクアップ可能な項目となっております」



リザードマン・ナイト

 前線に立ち仲間のために身体を張って戦うことを選んだ、攻撃に特化したリザードマン。STRとVITが上昇する


リザードマン・メイジ

 さまざまな魔法を使うことで仲間をサポートするために知識を身に着けた、魔法攻撃力に優れたリザードマン。INTとDEXが上昇する


リザードマン・サージェント

 どのような場面でも仲間と戦うことを選び、攻撃と魔法、防御とバランスの良いステータスの伸びを見せたリザードマン。突出した能力はないがクセがなくどのような場面にも使える。



 これはもうサージェントしかないだろう。もちろんナイトにして完全に前衛として働いてもらいたくもあるが需用としてははやり今まで通りどのステータスもまんべんなく伸びている方がいい。他のサモンモンスターと組ませやすいしな。



「じゃあサージェントで頼む」


「かしこまりました。では次にグレイウルフのランクアップ項目はこちらです」



ブラックウルフ

 より魔に落ちた狼。凶暴性が増したためかSTRとAGIが上昇している


レッドウルフ

 獲物を殺すだけでは飽き足らずなぶり殺すことに快感を覚えたため血が毛にこびりついてとれなくなった狂気の狼。DEXとAGIが高く、相手のHPが低い程STRが上昇する


パラライズウルフ

 食糧難で麻痺毒のある蛇を食べ続けてその身に麻痺の力を備え付けた狼。麻痺に耐性があり中確率で攻撃した相手を麻痺にすることができる



 どうやらランクアップの項目はその時点でのプレイヤーの行動によって選択できる項目が違ってくるらしい。現にゴーレムやリザードマンのときにもそれが顕著だった。



 ランクアップ項目だがレッドウルフも捨てがたいがここはやはりSTRが安定して上昇するブラックウルフにしよう。スピードとパワーが合わさっているんだから悪いようにはならないだろう。



「じゃあブラックウルフで頼む」


「かしこまりました。ではこちらにどうぞ」



 受付嬢に案内されて奥へと行く。行先は前回と同じようにギルドの運動場だ。



「ではこれよりリザードマン、グレイウルフのランクアップ作業を開始いたします。まずはリザードマンからになりますのでリザードマンを召喚してください」


「わかった、サモンリザードマン」



 リザードマンを召喚してから受付嬢が魔法陣を書き始める。書き終わってからリザードマンをその上に乗せると緑色の光がリザードマンを包む。そこからほどなくして一瞬強烈な光を放ち、新たに生まれ変わったリザードマンがいた。



 ゴーレムと同じように基本的な姿は変わらないが、鱗は今まで以上に深い緑色となり明度も明るくなっている。身体つきはガッチリとしており、ムキムキというわけではないが全身の筋肉が鍛えられているようでいい意味で身体が太くなってたくましくなった。首の後ろには魚のひれのようなものがついていて先端も尖っている。



 これといって特筆すべき特徴というのもないが前に比べて断然強そうだ。受付嬢に言われてステータスを見てみる。



リザードマン・サージェント

LV:20


STR 25(+5)

VIT 22

INT 17

DEX 19

AGI 17


使用魔法


ビルドアップ

ファイア

ストレングス

アースヒール



空き魔法保有量:3

残りステータスポイント:34



 ステータスの伸びはそれほどでもないがすべての項目が上昇しているし、使える魔法も増えている。そしてなによりヒールだ。どんなものかはわからないが回復魔法をつかえるということはありがたい。



 気になって魔法の説明を見てみた。ストレングスは文字通りSTRを上昇させる魔法で、一度の戦闘が終わるまでずっと効果を発揮し続けるから途中でかけなおす必要がなくていい。

 アースヒールは大地から栄養を吸い取って回復させる魔法のようで回復量はINTの値にもよるが大体はかけた対象のHPの全体の30%を回復させる。そしておもしろいことにこの魔法は大地の栄養があるところではその効果を上昇させるということだ。



 どういうことかというとたとえば砂漠などの乾いた土地では土に栄養がないため回復量は最低限の量である30%ほどだが森などの土に栄養がある場所では回復量が40%にも50%にもなる。まさに大地の栄養を吸い取って回復する魔法というわけだ。



「では次にグレイウルフとの契約、およびランクアップを行います」



 というと受付嬢の隣りに魔法陣が出現しグレイウルフが現れた。グレイウルフは俺の前まで歩いて来るとその場で伏せた。するとシステムメッセージが現れ、『グレイウルフとの契約が完了しました。サモングレイウルフで召喚できます』ということを告げた。



「ではこれよりグレイウルフのランクアップ作業を行います」



 いつの間にか書いていたらしい別の魔法陣にグレイウルフを乗せるように指示を出す受付嬢。言われたとおりに乗せると黒い光がグレイウルフを包み、一瞬光った後新しい姿を現す。



ブラックウルフ

LV:25


STR 25

VIT 17

INT  5

DEX 30

AGI 65(+5)


残りステータスポイント:10



 ふむ、大幅にSTRがあがっているな。AGIも他のどのモンスターの数値よりも高いしスピードでは他を圧倒するだろう。これでスピード系の相手はばっちりだし俺の理想も果たせそうだ。



「これでご依頼された作業は終了です。他に何かございますか?」


「ありがとう、もうないわ」


「かしこまりました。本日はお疲れ様でした。受付までご案内いたします」



 受付にまた連れてこられた俺はギルドを出てそのまま生産職がたむろしている区域にむかった。その前にゲオルクがログインしているかを確認し、事前にコールをかける。



「よおゲオルク、この間ぶり」


『おお、お前か。どうした?』


「今からそっちに行こうと思ってな。どのあたりにいる?」


『そりゃどうも。今は生産職がたむろしてるところの入り口あたりにいるわ』


「了解。じゃあそっちいくな」



 ゲオルクとのコールを切って入り口付近を探す。あいつはあの赤毛に上がタンクトップというあのスタイルだからすぐに見つかった。



「よおゲオルク、さっきぶり」


「らっしゃい。ていうかお前ちょっと見ない間にずいぶん豪華な装備になったな。そのメガネって普通の装備じゃないだろ?」


「お目が高いな。こりゃあるモンスターを倒した時に手に入ったブツだ。それよかそっちこそレベル上がったかよ」


「おうよ。お前と会った時は貧相なもんしか作れなかったけど今はだいぶ作れるようになったぜ。大抵の武器はレベル上がって作れるようになったし性能もNPCの店のやつの倍近くはある」


「そりゃよかった。見せてもらう前に売りたいんだがいいか?」


「かまわないが今はだいぶ材料も出回ってきたからな。この前みたいには高く買い取らねえぞ」


「心配すんな。絶対に損はしないはずだ」



 俺が今回売りに出すのは青髪からドロップした『アクセサリーの残骸』とフィールドを探索しているときに出会ったクリティマンティスからドロップした『マンティスの刃』、同じく探索中に倒したタックルビートルからドロップした『ビートルシェル』の三種類だ。



 クリティマンティスは文字通りカマキリでその鋭いカマを振り回して戦うやっかいなやつだった。カマをふるうそのSTRもさることながらDEXが高いのか戦闘中に何度もクリティカルヒットがでた。

 そこそこ足も速かったが泥沼で動きを止め、ひたすらゴーレムに相手をさせていたら危なげなく倒せた。それでも反撃した時にクリティカルが出てゴーレムのHPが三分の一削れたのだから俺たちが相手をしていたらと思うとゾッとする。



 タックルビートルはカブトムシで、基本的に低空飛行をしながらその角で体当たりを仕掛けてくるやつだった。

 他のゲームで言うイノシシみたいなやつと同じ系統で突進は避けれるのだが動きがそこそこ速い上に固い。灯たちと協力してゴーレムに突進をするように誘導してゴーレムに突進したところをゴーレムに捕まえてもらい皆で袋叩きにした。



 なんか考えてみるとゴーレムの負担がヤバすぎだろう……。今度からもっと楽させてやろう。



 というわけで他にもいろいろと素材はあるがゲオルクは武器屋だから武器の材料になりそうなものを選んでみた。

 残骸以外は10個、残骸は3個しかでなかったから2つをトレード欄に乗せる。



「そうか?じゃあ……ってなんだこりゃ!」


「バカ!声が出けえ!」



 今のゲオルクの声で周りの連中の目線が一気にこちらに向けられてきた。俺がこんな素材を持ってることを誰かに知られたら取った場所とかを話さなければならなくなる。そうしたら灯たちの儲けが減ってしまうところだ。



「ゲオルク、あまり大声を出すな。これが周りに知られることは好ましくないんだから」


「いやお前これって一体どこから手に入れた素材なんだよ。見たこともないものばっかりだぞ。しかもこんなにたくさん……」


「お前には少しだけ教えてやるがな、俺は南の森のボスを攻略してその先の街とフィールドに行ってきた。これはそのときに手に入れたもんだ」


「南のボスってお前!」


「だから声がでけえ。実はそこには俺の知り合いたちも一緒に行ってきてな、そいつらのギルド資金を貯めるためにその場所の情報はあまり教えてやれない。だがこの素材のことを今は言いふらさないということを約束できるなら少しだけその先の街の情報を教えてやる。どうだ?」


「お前ってホントに不思議なやつだな……攻略サイト見てないのにそこまで行くしジョブも意味不明だし……。まあいいだろう、その話には乗る。だが代わりにこれらはそれなりの(・・・・・)値段で売ってくれ」


「ちっそんななりでも商人か、足元見やがって。いいだろう。だがあまり安く買いたたくなよ?」


「安心しろ。まだ誰も手に入れてない、見たこともない素材だ。安く買いたたこうとしてもできねえよ」


「そうか、じゃあ改めて買い取り頼む」


「OK、OK。ちょっと待ちな。


 ……そうだな、このアクセサリーの残骸はどっちかっていうと彫金師の方に持っていくのがいいから一つだけ買い取らせてもらう。これで200Gだ。


 マンティスの刃はもろ剣の素材に使えるな。これをベースにしてちょっといじるだけでもそこら辺の剣よりいいものになるから一つあたり400Gで10個で4000G。


 ビートルシェルはハンマーなんかの素材にしてもいいし硬度のわりに結構軽いからスピードタイプの前衛職の防具にもいいし盾にもいい。これは防具屋に持っていきな。今回は一つあたり500Gで5個買い取らせてもらうから2500G。


 そうすると全部合わせて6700Gでどうだ?」



 提示された金額に唖然とする。確かに狩るのは少しばかり手間がかかったがそれでも俺や俺のサモンモンスター達なら苦戦するほどでもない。むしろこれだけの値段になっていいのかとも思う。

 なのに俺の全財産の半分以上の値段で売れるとは。というかこいつホントに払えるのか?



「なあ、前にも聞いたが金は足りるのか?まだ始まってから二日目だぞ?」


「俺も信用ねえなあ。言っただろ、テスター連中がいろいろ支援してくれてるって。そろそろ支援も打ち切りだろうけど今までそれにだいぶ甘えてきたし、俺の武器って結構売れてるんだぜ?」


「へえ」


「それにな、生産職はクエストが豊富なんだ。鉄鉱石を鉄にしろ、とかインゴットを作ってみろ、とかな。その報酬で意外と金が多く貰えるんだよ。たぶん、生産職の金回りをよくしようっていう運営の配慮なんだろうな」


「じゃあ意外とお前って金持ちなのか」


「そう、実はお前よりも金持ちだったりするかもな」


「うらやましいな。ならその値段で頼む」


「まいどどーも。よっしゃ、これでまだ誰も作れないような武器がこの段階から作れる!テスターの生産職の連中を追い抜けるかもだぜ!」


「そこはお前の腕に期待だな。情報だが支援が打ち切りになりそうだって言ったな?だったらできるだけ今のうちに目一杯その支援に甘えとけ。どうせ打ち切られても素材で不自由はしないはずだ」


「どういうこった?」


「南の森を超えた先の街はエレガティスって言うんだがな、そこが生産職専用の街みたいなんだ。松明なんかのプレイヤーが作れないような最低限のアイテムしか売ってなくて基本的にNPCの店はない」


「マジかよ!それっていち早く行けば誰よりもいい場所確保できるうえに売り物独占状態じゃねえか!」


「さらにNPCの店こそないものの問屋っていう生産で必要になりそうな各種素材をまとめて、しかも割安で売ってくれる施設がある。正式サービス版から追加された施設みたいでテスターたちも知らない。

 ひたすら生産職のレベル上げのために素材や金をばらまいているようだがそこに行けばその支援もあまり意味をなさなくなる」


「なにせ格安で大量の素材アイテムが手に入るんだから……か。なるほど、そりゃいいこと聞いたぜ。これで南の森を攻略した後アドバンテージがとれる。ありがとな」


「いや、いいさ。それよりもこのことは…」


「しばらく伏せとけ、だろ?」


「悪いな」


「気にすんな。今でも結構武器屋の中じゃ上位の方で、それこそあと少しで露店用のアイテムも買えるんだぜ?そしてこのことを知ってりゃさらに他の連中を突き放せるチャンスがある。それを思えばこんなことなんでもねえよ」


「そう言ってもらえて助かる。じゃあ次は武器を見せてくれ」


「ああ、それなりのものができてるぜ」



 トレード画面を開いて武器を見てみる。最初会った時は片手剣と短剣と両手剣の三種類で、それぞれSTRが1~3しかない程度だったが今は短剣から始まりレイピア、カットラス、メイス、ハンマー、槍、スリング、メリケン、手裏剣なんかもあった。

 いくつかの武器の性能を上げてみると大体こんな感じだ。



レイピア 

分類:片手装備

種別:レイピア

 装備時 STR+3 AGI+5


ハンマー 

分類:両手装備

種別:ハンマー

 装備時 STR+10 AGI-5


メリケン

分類:片手装備

種別:片手武器

 装備時 STR+7

     装備中でも手を自由に使うことができる



 ふむ、どれも俺のボーナス装備には今のところまだ及んでいないようだが悪くはない。とりあえずゴーレムにハンマーでもと思ったがAGIが-5になってしまうのはいただけない。ただでさえ低いゴーレムのAGIがこれ以上低くなってしまったらたまらない。

 それよりはメリケンの方が手を使えるし、ゴーレムの装備はこれにしておこう。



 それとどうやら二つ以上のステータス上昇の効果がついている武器はそれぞれの値が低いようだ。こうして見てみると俺の装備が今の段階でどれ程貴重なものかが分かる。



 リザードマンはそうだな……この際魔法の杖は諦めるか。無くて魔法が使えなくなるわけじゃないし。となると近・中距離で、なおかつ盾変わりにもなるような奴がいいんだがないかな?

 お、これなんかいいんじゃないか?



三叉槍

分類:両手装備

種別:槍

 装備時 STR+8



 トレード欄だけじゃどんなものかわからなかったから実体化させて見せてもらったところ、刃の部分は「山」の字の形をとっており、左右の刃の部分は外側が剣の刃のように鋭くなっている。中央の刃はランスのように円錐状になっているため、突き刺すのにも振り回すのにも良さ気だ。

 盾の代わりになるかどうかは分からないが振り回せば問題ないだろう。 



 ゲオルクの店ではこんなもんかな。リッチの武器は杖だから魔法武器を売っているところにいかなきゃだしブラックウルフに至ってはどんな武器を装備できるかも怪しい。



 ちなみに俺は今武器はサモンマスターの杖のみを装備している。前に買った片手剣は近接戦闘の機会があんまりないし邪魔になるしで外してしまった。



「じゃあメリケンを一つと三叉槍を一つくれ」


「あいよ。メリケンは一つ700G、三叉槍は1000Gで合計1700Gだな」


「よし、じゃあこれでトレード成立だな」



 1700Gを払って武器を受け取る。これで残金は14700Gだ。あとはスキルショップに行って新しいスキルを買い、できれば残金でリッチかブラックウルフの装備を買いたいところだ。



「よし、じゃあ俺はそろそろ行くぜ。じゃあな」


「まいどあり。貴重な情報ありがとよ」


「どういたしまして。ちゃんと腕磨いとけよ」



 ゲオルクのとこを離れて今度はスキルショップに向かう。どんなものがあるだろうか。


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