やさいがキライ
新年も開けて、早くも2月に入りましたね(/ω\)
2月最初の作品です!
ぜひぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです
やさいがキライ。
だいっキライ。
もう食べたくなんてありません。
けれども、パパとママは言います。
「スキキライしないで食べないとダメでしょ」
ママにはそう言われ、パパは食べているところを見せてくれます。
「そうだよ。ほら、パパだってパクパク食べてるだろー」
でも、キライなモノはキライです。
だいっキライで食べたなんてありません。
甘いおかしやおいしいパンを食べた方がずっと幸せな気持ちになれるのです。
お野菜はちっともおいしくないし、幸せな気持ちになんてなれません。
いつもイヤイヤ大騒ぎ。
パパもママもそんな子供にどう食べさせてあげるか、おいしく思ってもらえるかいつも考えていました。
ある時は、甘くておいしいドレッシングをかけてみますが、おやさはま~る見え。
やっぱりイヤイヤ
小さく切って見えない様にしてみても、食べるとムスっとしちゃうのです。
どうしてもおいしいと思ってくれません。
おやさいがあるところをよけて、ペロリと食べます。
一生懸命料理をしたので、なんとか食べてくれないかといつも悩んでいました。
ある時、他のパパとママと集まった時のことです。
みんなで持ち寄った料理を食べながら、子供のお話になりました。
そこで子供のやさいキライを相談してみます。
「うちの子やさいがだいキライで、どうしても食べてくれないの」
「あら、それはうちも。でも、最近は少しずつ食べてくれるようになったかしら」
「うちも似たようなものだったけど、食べてくれるようになったわ」
他のお家でも子供がやさいがキライで食べてくれないことが多かったみたいです。
けれども一つのきっかけがあれば食べられる様になると言います。
パパとママはうちの子もきっと食べてくれると希望を持つことができました。
二人は話し合って、いろいろと準備しました。
絵本やアニメを見せて、少しでもおやさいがスキになってくれると願って。
「このアニメお母さんと一緒に見ましょ」
「うん! えへへ、たのしみにー!!」
「パパもご一緒させてもらうよ」
三人並んで、朝から始まるアニメを見ます。
明るい音楽とともに色々なおやさいさんたちが登場します。
だいキライなおやさいさんですが、みんなが食べてくれないと困って泣いていました。
それを主人公が助けるといった物語で、子供は夢中になって見ています。
主人公と一緒におやさいさんにこうしてみようと一緒に準備をしました。
すると、今まで食べてくれなかった子供たちが食べてくれたのです。
また楽しい音楽と今日登場したおやさいさんが料理を紹介して物語は終わり。
あっという間に時間はすぎて、それから、子供が言いました。
「ねぇねぇ、今日はナスが食べたい!」
「ナス? ふふ、いいよ」
「そうね。今日はナスを使ったお料理にしましょうか」
三人は仲良く手をつなぎながら、お買い物に向かいます。
おいしいおやさい料理を食べるために―――。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
まだまだ寒い時期が続きますので、皆様体調には気を付けつつ、良き読書ライフを。




