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ここは、何でも相談所!  作者: 雨音奈緒
6/7

5話

「えっと、何者、ねぇ……」

叶夜は、少し困ったように目を泳がせた。ほかのメンバーも何も言わず、気まずい空気が流れる。陽斗は目を丸くし、月凪は俯いている。ヒロさんは、何か良い言葉を探しているようだった。

「え、なんで皆黙るの? 雰囲気悪!」

沈黙を破ったのは、陽斗だった。陽斗は不思議そうに3人を見てから、僕を見て笑みを浮かべる。

「僕達、魔法使いなんだ!」

キラキラと瞳を輝かせている陽斗に対し、僕はどうすべきか必死に考える。結果、じっと見つめることしかできなかった。

「かっこいいでしょ! もっと見ていいよ!」

「あ、うん」

嬉しそうな素振りを見せる陽斗に、僕は苦笑いする。苦笑いという言葉を知らないのか、陽斗は更に嬉しそうに笑った。

「もうやめてあげて」

そんな状況に助け舟を出してくれたのは、呆れ顔の月凪だった。

「へ?」

間の抜けた陽斗の声に、月凪はため息をつく。

「魔法使いですって言われて、はいそうですかってなるわけないでしょ」

「えー」

月凪から言われても、陽斗にはピンと来ないらしい。

「うちの弟がごめんなさい」

本日2度目の彼女のセリフに、思わず笑ってしまう。

「他人がどう言おうか考えている時に……」

「陽斗、すごいわね……」

叶夜とヒロさんが、ほぼ同時に言った。


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