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4話
「俺は18歳。月凪が15歳で陽斗が14歳。そんで地歩が16歳」
叶夜がちらりとヒロさんを見る。
「あら、私のことは気にせずどうぞ」
ヒロさんはにこりと笑う。叶夜は頷いた。
「皆10代だし、君とそんなに離れてないんじゃない?」
叶夜はそう言うが、僕は自分の歳が分からなかった。知っているのは、自分が男だということ。学ランを来ているから学生だということ。
「多分、同じくらいだと思います」
僕は曖昧に答えた。
「多分?」
首を傾げている叶夜を見て、彼が僕を知っていると言っていたことを思い出す。
「あの、質問があるんですけど」
情報を得るため、僕は勇気を振り絞る。
「ここはどこなんですか?」
「何でも相談所」
僕の質問に、叶夜が即答する。
「何でも相談所? 皆さんは何者なんですか?」