バッドエンドから始まるバッドエンド
僕には、好きな人がいる。
「はぁ、」
今日もあの子は、可愛い。
「おーい、またあいつのこと見てるのか?」
「うわぁぁっ!急に話しかけるなよ!馮夜……」
平謝りをする馮夜。
「にしても、お前は、ホントにあの子のことが好きだな?もう告ればいいのに。」
「そんな……勇気ないし……振られたくないし……」
「なら、俺が先でいいか?」
「はっ?」
ニヤッとする馮夜。
「何言ってるの?」
「……俺もアイツのこと好きだからさ……」
嘘だろ、オイオイ。馮夜が好きな奴いるとは、知ってたが…被るとは…
「また、とられるのか」
初恋の奴も被ってとられて、中学で好きになったやつもとられた。
「お前が奥手なのがいけねぇんだぜ?」
「ううっ…」
もう、あの子のことは、諦めよう。
「じゃあ、早速行ってきます♪」黒笑
「あ、あぁ」
もう、人を好きには、なりたくない。
気がつくと僕は、屋上に居た。
悩みがあると必ず来るところ。
「馮夜のいないところに行きたい…。」
今、最大の願いは、コレだ。
叶えばいいのに。
もう、このフェンスを乗り越えコンクリートへ飛び込んでしまおうか……
フェンスを乗り越える。運動音痴には、結構キツいが乗り越えてはみた。
風が吹く。
「ここを飛べば…馮夜のいない所に行けるんだな。」
死の恐怖なんて一切ない。
「この世界に生まれてすべてが災厄だった。」
なんで早く気が付かなかったんだろう。
「生かされてた訳でもないのに」
身を投げようとした瞬間。
「早まっては、いけません!」
好きだったあの子が大声で叫んだ。
「……」
そうだ。この子の目の前で飛び降りてしまえばいいのだ。
序章は、短く。(2話構成で書こうかなと……)
後書きも短く。
闇堕ち&バッドエンドが好きな駄作者は、他の某小説サイトで積み重ねてきた成果を此処に証明しよう
と決意しました。
自己満投稿乙とか言う目でまぁ、時間の無駄ですが眺めてってください。(なら、投稿するなと?)
察してね?