表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
twno-baby  作者: 花*
59/65

2019.10~12

 

息止めの世界記録は22分なんだって。

私、1分ぐらい止められるよ。

俺も、それぐらい止められるよ。

本当?じゃあ証明してみせて。

いいよ。競争しよう。

彼はそう言うと私の唇を塞いだ。 #twnovel

…ねえ、キスって、鼻でも息できるんだよ?

長いキスのあとに私が囁くと、知ってるよ、とまた塞いだ。

午後11:36 · 2019年10月7日




停電時の暇潰しにとジェンガとオセロとトランプを買ってきた。

「懐中電灯にレジ袋被せると明るくなるらしいから、これやって遊ぼうよ」

「もっと楽しいこともあるよ?」

彼がニヤニヤしながら言った。

「明かりも必要ないし気持ちいーし運動にもなる」

#twnovel

結局停電にはならなかった。#台風19号

午前0:11 · 2019年10月12日




日本の快進撃でラグビーW杯が盛況なのは大変結構。しかしにわか!にわかが許せん!

でもファンが増えることはいいことだし…真のファンは今日も今日とてルール指南である。

「トライって何点ですか?」

「5点だよ」

「次の試合一緒に見ません?」

「いいけど」

#twnvday

にわか装う経験者にはご用心。

午前0:23 · 2019年10月15日


※毎月14日はツイノベデー。10月のお題は【トライ】でした




体育でサッカーをしてたら「清水何気に足速くね?」と周りに言われ50mを測ることに。

「えっ6秒2!?」ザワつく周囲。

「お前帰宅部だろ?何かやってんの?」

「いや特に」

#twnovel

ちりんちりん。

「迫さんおはよう」

「おはよう清水くん」

毎朝この時間のためだけに俺は片道15km自転車を漕ぐのだ。

午後11:55 · 2019年10月22日




「1番と4番でポッキーゲーム!5cm以上残ったら罰ゲームな」

数合わせの合コンそして私は4番。ぎゃあ!!

『端っこ咥えて目瞑ってて』

1番の彼はそう囁いて、瞬く間にポッキーを折った。すごい残り2cmです。

「お前こーゆーのもうヤメロ。セクハラだし」

王様()に物申す彼。やばい惚れる。#ポッキーの日

午後9:13 · 2019年11月11日




「お前の妹可愛い?」

家に課題を忘れ妹に大学まで持ってきてもらうところ、悪友が面白がってついてきた。

「十人中三人が可愛いっていう感じ」

「また微妙な」

「俺と親父で二人埋まるから実質あと一人」

「ますます微妙」#twnvday

十分後、まさかそのひと枠がすぐ埋まることになるとは思わなかった。

午後11:16 · 2019年11月14日


※毎月14日はツイノベデー。11月のお題は【十】でした




小学校ではミニバスとサッカー。中学では卓球部ながらも生徒会に奔走し、高校では最初吹奏楽部に入ったが夏が過ぎる頃にはバド部にいた。大学では軽音とボランティア。#twnovel

「そんな様々な自分探しで得たものは?」

「…人脈」

「なるほど」

「だから君を紹介してもらえたわけで」

「…なるほど」

午後10:50 · 2019年11月23日




どうやら職場でインフルを貰ってしまったらしい。可愛い娘からも隔離され今夜は独り寝…寂しい。

「パパァ」

娘がドアを薄く開ける。と、その隙間からポイっと何かを投げて寄越した。

「…てるてる坊主?」

「てるてるぼうずーてるぼうずーあーしたげんきにしておくれー」

効く。超☆効く!!#twnvday

午後10:39 · 2019年12月14日


※毎月14日はツイノベデー。12月のお題は【元】でした




Xmas直前、片思い中の同期の高橋くんに遂に告白した!

「俺あと5㎝足りないけど」

「え?」

「身長。あと30㎝伸ばしてから出直してこいって」

「え…」

「憶えてない?中3のXmas」

「…え?え!?たっ高橋!?」

過去振った男に告白してしまった!

#twnovel

「返事する?」

「いや、あの、保留で…」

午後11:34 · 2019年12月23日




これキミに、と寝室に隠していた大きな花束を差し出す。赤い薔薇の花108本にキミは感激して言葉もない様子。

108は『とわ(永遠)に』ということでプロポーズの意味らしいんだけど、まあそれはそれで全くもって異存はないんだけど、108はボクにとっては煩悩の数でもある。キミへの溢れる煩悩。#twnovel

午後11:52 · 2019年12月31日









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ