2018.7
「はあ…夏ヤダ」
「え、始まったばっかじゃん!」
「ヤダ…しぬ…」
「楽しいこともあるよほらプールとか海とかお祭りとか!花火も!」
「行く人いないし」
「え、えっとじゃあ一緒に行こうよ!付き合うし!」
「付き合ってくれるの?」
「うん!」
付き合うことになった。確かに言ったけど!#twnovel
23:49 - 2018年7月1日
「ヤギおはよ!」「おぅヤギー!」
毎朝電車で会う他校生の八木くん。
先日遂に『友達になってください』と言ったのだ!
#twnovel
「俺、田中」
「え?八木でしょ?」
え?なに?…まさか、偽名を名乗られた…!?
無言で席を立った私に彼は叫んだ。
「違う!実家でヤギ飼ってるから!あだ名なんだ!」
17:04 - 2018年7月2日
こっちに引っ越してきて驚いたのは電車の本数がすごい少ないこと。電車の時間なんか気にしたことなかった。山手線は3分に1本くるんだよ?
「早く!」
同じ委員会に出ていた彼が先を走る。が。
#twnovel
誰もいないホームのベンチに二人座る。
「あーあ90分待ちかあ」
…ラッキーと思ったのは内緒です。
20:21 - 2018年7月5日
最近学校帰りに駅のホームで会う違う高校の制服を着た彼。1時間に1本しかない列車のホームで、いつも微妙に間に合わなくて、二人で55分待ちぼうけ。話したことはない。
ところが、私が短縮授業で早めにホームに来た日、既に彼はそこにいて。
#twnovel
実はわざと乗らず待っていたのだ、と後に聞いた。
20:31 - 2018年7月5日
誕生日も何回もこなすといい加減プレゼントのアイデアも尽きてくる。毎回さりげなくリサーチして(さすがに最近はさりげなくなくなってきた)一番欲しいものをあげてきたつもりだけど…#twnovel
「もう降参!今一番欲しいもの教えて!」
「んー、君かな」
この場合、プロポーズしたのは私ですか彼ですか
23:43 - 2018年7月8日
「いっちゃん、明日のお弁当のおかず、何がいい?」
「うーんと、うーんと…あ!あれがいい!」
「あれってなあに?」
「いっちゃんのだいすきなしろくておいしいやつー」
「かまぼこ?」
「ぶー」
「おとうふ?」
「ぶー」
「えー何だろ」
「こたえはー、アイスクリームでしたあ!」
「ムリ」#twnovel
23:18 - 2018年7月17日
「いっちゃん明日のお弁当のおかず何がいい?」
「うーんと、うーんと…あ!あれがいい!」
「あれってなあに?」
「いっちゃんのだいすきなしろくておいしいやつー」
「アイスクリームはだめだよ!」
「わかってるよう」
「じゃなあに?サンドイッチ?」
「ソフトクリーム!」
「だからあ!」#twnovel
21:19 - 2018年7月18日
「いっちゃん明日のお弁当のおかず何がいい?」
「うーんとうーんと…あ!あれがいい!」
「あれって?」
「いっちゃんのだいすきなしろくておいしいやつー」
「アイスクリームもソフトクリームもだめだよ!」
「わかってるよう」
「じゃなあに?」
「マシュマロ!」
「……マシュマロなら…」#twnovel
21:20 - 2018年7月18日
※無理めなやつから挙げていって最終的に狙ったところにおとしこむネゴシエーション
「いちごちゃんいちごちゃん!」
「何だよ」
「ママにプール出してもらった!いっしょに入ろ!」
「えっおい、俺は」
#ご主人さまといちごちゃん
「おい…俺はすぐ乾かないんだぞ…」
「いちごちゃんおもい~」
「目いっぱい水吸ってるからな…」
「ママぁどうしよう」
「脱水しましょう」
「えっっ」
12:00 - 2018年7月20日
※洗濯機にぶっこまれて脱水ボタン押されるいちごちゃん
「ぎやーーーーーーーーー!!!!」
地域の夏祭り。幼なじみとかき氷の売り子の手伝いをした。
終わり近くの時間になって親に「好きなの食べていいよ」と言われ、私たちはイチゴとブルーハワイを混ぜて紫ー!と食べ、レモンとメロンを混ぜて黄緑!と喜んだ。
しまいには全部混ぜたが…その色は…
#twnovel
「今思うとあれ、色の三原色…」
15:08 - 2018年7月22日
暑いので頭がなかなか働きません…すみません…