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twno-baby  作者: 花*
32/65

2017.4

 

「今日は沢山嘘つくからね!」

そんな風に始まった彼女との4/1のデート。

けど「信号赤だよ!」と止められれば本当に赤だったし「これめちゃ甘~」と分けられたチョコバーは超絶甘かった。

そして「大好き」という笑顔。え、まさかこれが…?#twnovel

「嘘つくねって嘘言ったでしょ」

2017年4月1日 09:41




「おっ待たせ~」

「どうだった嘘」

「あれね!超ウケたよ~みんな吃驚してさあ!ありがとねネタ提供!」

「…4/1についた嘘はさ」

「ん?」

「実現しないってジンクス知ってる?」

「え?」

「結婚できないかもね」

「ええええ」#twnovel

「だから僕がもらってやるよ」

「え」

2017年4月1日 12:04




ケータイもスマホも持ってないの。

これで大抵引っ込む。本当だし家の電話で困ってないから当分持つ気はない。なのに、

「池田くんから電話よ~」

ホントに家の電話にかけてくんなよ池田っ!#twnovel

すっかり家族に馴染んだ池田はその後「将を射んとすれば、だしね」と私の手を握った。

2017年4月5日 19:07




彼女がマフラーに顔を半分埋もれさせているのは正直可愛いけれど、本音を言えばキスがしにくい。だって外でチュッてしたいときって、あるだろう?

だから春が来てやっと邪魔なやつが取っ払われた!と思ったら。#twnovel

「このストール春っぽくて可愛いでしょ?」

…もうキスは家でするか。

2017年4月14日 21:23




「もマジ頭くるあの課長!!あんな奴死」「口内炎が」

「ん?」

「3つ一度にできればいいねその人」「う、うん」

「ごはん食べててまた噛んだり」「うん」

「あと足の親指深爪して血が出て」「うん」

「たまに角に足ぶつける」「それは痛い」

「ね」#twnovel

─恋人は優しい冷却材。

2017年4月15日 23:41




同じ高校に遠い親戚の男の子も通うから仲良くしなさいと母。

正直面倒だなと思った。赤の他人じゃん。けど。

実際に見かけたらめちゃイケメン!ソッコー話しかけに行った。

「私キミのおばあちゃんのお姉さんの旦那さんの妹の孫だよ!仲良くしよう!」

「全く赤の他人ですよね」#twnovel

2017年4月18日 08:11




幼なじみに彼女ができた。他の中学からきた子。なんで。私なんか小学校からずっと好きだったのに。なんで。#twnovel

「順番とか長さじゃないだろ」

そう言ったのはもう一人の幼なじみ。

「でも」

「じゃあ俺だって幼稚園からお前のこと好きなんだけど。俺と付き合う?」

「…つ、付き合」

2017年4月19日 09:59


(オマケ)

A:…うわけないじゃんばか!

B:…ってあげるよとりあえず!しかたないし!

お好きなほうで




「俺お前のこと好きだったんだ」

「それってどういう意味?私と付き合いたいってこと?単なる昔話?」

3年ぶりの同窓会。そうだこういう奴だった。ムードもクソもないド直球。思い出美化コワイ。#twnovel

でもそうだ、こういうところが好きだったんだ。だからこっちも直球で

「今の話」

2017年4月23日 11:49




「手に触るとその人の好きな人がわかるんだ」

彼は少し困った顔でそう言った。そして私はまさに彼の手を取ろうとしていた。絆創膏を貼るために。

んなアホな。気にせず手を取ろうとしたら「し知りたくないんだよ!もし俺じゃなかったら…」#twnovel

─逆に彼の好きな人を知ったわけですが…

2017年4月24日 22:29




今どき女が4つ5つ年上なんて誤差のうち。なのにそこに元号の壁があるだけでどうしてこうハードルが高く感じるのか。#twnovel

「年下ダメっすか?」

「勘弁してよ平成生まれなんて…」

「俺アメリカ育ちなんでショーワとかヘーセーとかわかんないっす」

そもそも壁が存在していなかった。

2017年4月29日 21:13











ツイノベbotアカウント(@hana_twno_baby)を作りました

機械的に1日3回過去のツイノベが流れます。350篇強ありますので4ヶ月は被らないかな…

こちらはフォローやリプ等まったく放置なアカウントなので、TLにちょっと流れてきて読むぐらいがちょうどいいな、という方はフォローしてみてください(^o^)

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