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200字小説

ユニコーンの悩み

作者: コスミ

 白いもやに隠された神秘の森。

 キツツキが湖畔でユニコーンを見かけ、挨拶した。


「ご機嫌いかが?」


「見ての通りだ」


「ユニコーンさん、また暴れたんですってね」


「それ、誰に聞いた?」


「倒木の穴に暮らす、ネズミの奥さんからです」


「……そうか、中に居たのか」


「どうして、穴にその立派な角を突っ込んでグリグリしてたんですか? 奥さん、怯えてましたよ」


 ユニコーンは苦々しく答えた。

「……たまに、角の生え際が痒くなるんだ」

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