表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/31

1-3 ミルクみたいに、一行だけでいいよ。

君にとっての最初の一歩はね、

たった一行でいいから、書くことだよ。


その一行は、君の灯のミルクなんだ。


赤ちゃんは、最初からごくごく飲めるわけじゃない。


飲みムラってのがあって、

たくさん飲める日もあれば、

ほとんど飲めない日だってある。


でも、それでかまわない。

それでも赤ちゃんは育っていくから。


作家も同じなんだ。


書ける日もあれば、

全然書けない日もある。


だけど、ひと口だけでも飲めれば、

君のともしびは確かに育っていく。


そしてね──

ここでひとつ、大切なことを言うよ。


「書きたい」と思って書く一行は、

どんな小説の技法よりも、どんなプロットよりも、どんな文法よりも、

ずっと深い場所を育むんだ。


これは本当にそうなんだ。


文体の整え方や、

てにをはの美しさ、

構成のロジック──


そういう《硬いもの》は後からいくらでも学べる。


でも、灯から生まれた一行は、

今の君にしか書けない。


だから焦らないほしい。

深い話は、この先の層でゆっくり語る。


今はただ、一行ずつでいいから、少しずつ書き続けるんだ。


それで灯はしっかり育ってくれるんだからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ