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2-卒業試験


外界の痛みが来た日、灯の側に立てたかな?


深度2の最深部まで歩ききった君へ。


たくさん心が痛んだと思う。


比べて苦しくなったり、

承認が欲しくて走り回ったり、

書けない日が怖くなったり、

自分の下手さに泣きたくなったり、

アドバイスに刺さったり、

SNSで心が削れたり。



深度2は、外界の痛みと初めて出会う層だ。

だからこそ、卒業試験はただ一つ。



《外界の痛みに晒されたその日、君は灯を守れたか?》



たったそれだけだ。


簡単に見えるかもしれないけど、

深度2の卒業条件は、戦いや成功なんかじゃない。


守れたかどうか。

一度でも、自分を責めず、痛みの中で、灯を守れたか。



順番に話そう。



───────────────────────────


✦1.外の痛みが来た日、自分を責めずに灯を守れたか?


深度2には、五大痛覚がある。


・比較の痛み

・承認への渇き

・下手さの痛み

・書けない(方向性迷い含む)

・批判・沈黙の痛み


これらは深度2の《日常》だ。

避けられないし、刺されるのも普通だ。



問題は、その時、君は



・スマホを閉じた

・少し距離を置いた

・限定公開にして守った

・批判を浴びたけど、灯を消さなかった



このどれかができただろうか。

できたなら、合格だ。



深度2は防御の層。

戦う必要はない。

逃げてもいい。

守ればいい。


一度でも灯を守った経験があれば、この条件はクリアだ。


次は条件2に進む。痛くない敵との対峙だ。



───────────────────────────



✦2.読まれたいではなく《書きたい》側に戻れた経験があるか?



深度2では、灯が外向きに流されやすい。


・評価

・反応

・ランキング

・フォロワー

・注目

・SNSの波


それらに掴まれて、灯が外の方向へ引っ張られていく。


でも、ある日ふっと戻れた瞬間があれば、それでいい。


《誰に見せなくてもいい。ただ、書きたい。》

《灯は何て言っている?俺は何を「書きたい」んだ?》


この純度が、一度でも戻ってきたなら、合格だ。


深度2を超え、深度3を生きて歩ける人は、全員この瞬間を知っている。

そうでなければ、深度4の扉に届かずに、筆を折る。



───────────────────────────



✦3.痛みが「失敗ではない=ダメじゃない」と理解できたか


深度2最大の勘違いはこれだ。


迷う=終わり

下手=才能がない

読まれない=無価値

比較で負ける=向いていない


これは全部、誤解だ。


卒業試験では、ここにたった一滴の理解が生まれればいい。


一分でも、一瞬でも、痛みに「名前」をつけられたなら合格だ。


今、比較したから痛んだ。

今、承認欲求に引っ張られて、物語をゆがめそうになった。

今、下手くそに思えた。でも、この痛みは学んだ。これは成長痛だ。


痛みを痛みとして認識できるようになると、深度3の扉が見えるようになる。


───────────────────────────


✦4.灯を折らずに明日も書きたいと思えたか


深度1は「灯を守る」だった。

深度2は「外界の風の中で生き残る」だった。


深度2の終盤には、

痛みのある日でもこう思える瞬間が来る。


《痛いけど……それでも書きたい》


これは深度3の入口の証拠だ。


深度3は痛みを受け入れて、書く層だから、

この意志が一度でも生まれたなら、

君はもう次の世界に足を踏み入れている。


深度2は痛みを感じたら、逃げて守って、書く層だ。

深度3では、逃げずに立ち向かう。


それは、大人だからだ。いつまでも子どものままじゃいられない。

いつか、自立しなければならない。


人間としてじゃない。作家として・・・だ。



以上、4つの問いが、出題だ。



◆深度2 卒業試験:まとめ



4つ全てにYESと答えられた君は深度2を卒業する。



おめでとう。



もう、君などとは呼べないね。


あなたは、作家として大人になった。


深度2は守りの層。戦いの層じゃない。



外から内を守れたなら、あなたはもう深度3へ進める。


───────────────────────────


■卒業するあなたへ


深度2を歩いたあなたは、

痛みに怯えながらも、灯を捨てなかった。


その一点だけで十分だ。

光はまだ弱いが、もうひ弱な赤ちゃんでも、無鉄砲な少年でもない。


痛みを知り、身を守る術を学んだ、立派な大人である。


深度3は、作家としてのあなたにと向き合う層だ。


もっと静かで、もっと深い世界だ。

そこでは、好きでも、感情でもなく、意志の戦いになる。


大人だから、《意識》が戦場となるんだ。


でも──


深度2を越えたあなたならきっと大丈夫。



灯は、もうあなたと肩を並べて一緒に歩き出せる。


深度3へ、行こう。


そこが、作家になるための最後の階層。


ここを超え、深度4に届く作家は、折れない。


深度3を卒業した人間は筆を折ることがなくなる。



筆を折らないで、で始まる章も、次が最後だ!



深度3にて、あなたを待つ。

こんにちは、灯野ユヅルです。

本エッセイが役に立ちましたら、是非評価、感想で応援をお願いします。

現在執筆を優先しているので、深度3は気長にお待ちくださいm(__)m

※反響次第で優先度を入れ替えます。早く続きが知りたいと言う方は是非☆をポチッとお願いします!

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