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2-11 連鎖死を断つ三つの盾!~書けない日/下手さの痛み/アドバイスの暴力化~


~書けない日/下手さの痛み/アドバイスの暴力化~


深度2の君へ


今日の話は短いけど、深度2を生き延びるための“命綱だ。


外の世界に出た灯は、まだ風に揺れるほど小さくて、弱くて、繊細だ。


比較やSNSがいちばんの強敵だけど──

その裏で静かに灯を狙ってくる三つの罠がある。


④書けない日

⑤下手さの痛み

⑥アドバイスの暴力化


これらは単体なら小さなトゲみたいなものだ。

だけど、比較や承認欲求と結びつくと深度2の灯は折れる。


だから、今日この章でまとめて処理してほしい。


───────────────────────────


■④ 書けない日は《灯の休憩日》


深度2の君は「書けない日」が怖いと思う。


昨日書けたのに、今日は書けない

自分の灯が弱いんじゃないか


そう考えるのは普通だ。深度2の反応だ。


でも、ひとつだけ覚えてほしい。


書けない日は、灯が休んでいるだけだ。


少年だってまだまだ成長期。

灯も、書いたぶんだけ休む時間が必要なんだ。


書けない日は ただの 灯の充電日 だ。


筆を折るのは、書けない日ではなく、書けない自分を責める日だ。


だから、書けない日はこんなふうに扱えば生き残れる。


・今日は灯が眠っている

・回復したらまた書ける

・いま無理に起こすと灯は弱る


書けない日は悪じゃない。

むしろ、深度2でそれを理解できる君は強いよ。



これを読んで、でも書かないとと思ったら注意だ。



何故そう思ったんだい?


「書きたい」だけを優先しているなら、そうは思わない。


承認欲求か、毎日書けている誰かとの比較かもしれない。


或いは、完璧主義で、計画を立てているかもしれない。



全て無視していい。深度2では「書きたい」を守る以外不要だ。


堂々と休むんだ。



───────────────────────────



■⑤ 下手さの痛みは《成長痛》


深度2で最も静かに心を削るのは、

自分の文章が「下手」に見える瞬間だと思う。


読み返すと胸がつぶれる。

下手な自分が恥ずかしい。


深度1でも辛かったが、深度2ではもっと辛い。

他の人の文章を読むと比較で刺さるからだ。


ここでも原則は一緒だよ。



『上手くなる人は《下手でいい》を受け入れた人だけ』



比較という武器を手に、小鬼が灯を襲っているだけだ。


今、俺は上手くなっていると笑えばそれで勝ちだよ。



あと、深度3に近づきつつある、深度2の君に知ってほしい大事なことがある。


下手さの痛みは、灯が生きている証であり、成長可能性でもあるってことだ。


もし君が「本当に才能がなかったら」下手さは痛まない。

何も感じない。ただ書いて終わりだ。


痛むということは、自分の欠点が見えているというサインだ。

それは、改善の余地があるということでもある。



これは経験からだけどね、自分の小説がダメに思える時は、決まって、自分が一段成長しそうになっていた時だったんだよ。


書く力よりも先に目が伸びる。だから、下手だと感じたら、上達の前触れだと思えばいいんだ。



痛み=ダメ じゃない。

痛み=成長 なんだ。



成長期の深度2の君は、書くたびに痛むだろう。


それは正常だよ。


灯が育っている証拠なんだ。


───────────────────────────


■⑥ アドバイスは《深度2にとっては刃物》


誰かのアドバイスを見ると、すごく刺さると思う。


「もっとこうした方がいいよ」

「読者はこういうのを求めている」

「主人公はこうした方が人気が出る」


深度2では、そのほとんどが君の灯にとって《暴力》になる。


なぜなら──

君の灯はまだ安定していないからだ。


アドバイスというのは、深度3以上の土台のある灯でようやく扱える。


深度2の君はアドバイスを

自分の《改善案》ではなく自分の《否定》として受け取ってしまう。


だから深度2では、アドバイスは距離を置こう。


ここにおいて、アドバイスの正しい、正しくないは関係ない。


「起承転結を入れた方がいい」と言われて《自分は間違っていたんだ》と受け取ってしまう。


これはアドバイスの質を問わない。そして、そのアドバイスを客観視して、受け入れるかどうかを決めるのは深度2の少年には荷が重い。


現実的には、アドバイスを読んでいる内に動悸がしてくるはずだ。だから、読まないでくれ。



もし、読むならこうやって扱うんだ。


・深度3になったら対処する

・いまはただ棚に置く

・改善はしなくていい

・今は《灯を守る》ことだけを考える。


アドバイスに対応するのは上級者の技術だ。

少年の君には、まだ危険な刃物なんだよ。


───────────────────────────


■三つをまとめると、深度2はこう生き延びる


深度2の致死コンボはこれ。


書けない

→ 下手だ

→ アドバイスに迷う

→ 気持ちが弱る

→ SNSを見る(ボス)

→ 比較が刺さる(ボス)

→ 承認欲求が暴走ボス

→ 心が折れる

→ 筆が折れる


この連鎖を一気に止めるための三つの盾がある。


・書けない日は灯の休息日

・下手さは成長痛

・アドバイスは深度3から扱う


この三つを知っているだけで、君の灯は折れない。


比較や承認欲求を招く中ボスにもしっかり気をつけてほしい。



深度2の君には、まだまだ未来があるんだ。


灯は大きくなる。


君の物語はこれからだ!



理解したら、安心して次へ進もう。


深度2の連鎖死は、もう予防可能だ。

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