1-8 好き(書きたい)が分からなくなる日の過ごし方 1/3
君が書こうとした時、
こう思うことがあるかもしれない。
「あれ、私の《好き》ってなんだっけ?」
「書きたいと思っていたはずなのに、何も感じない……?」
安心してほしい。
その状態はおかしいことじゃない。
よくあることなんだ。
この深度1で知るべきことは、たった3つだけ。
①《好きは消えない。ただ聞こえない日はある》
好きは一時の感情ではなく、光り続ける「灯」だ。
灯は消えない。
ただ、静かに眠る日があるだけなんだ。
赤ちゃんが泣かない日があるように、君の《好き》にも声がしない日がある。
それは決して
「好きじゃなくなった」
「才能がない」
「もう書けない」
というサインではない。
ただ、灯が休んでいるだけさ。
声が聞こえなくても焦らないで。
②《好きは声ではなく、感覚で分かるもの》
深度1では、好きはまだ弱く小さい。
だから耳を澄まさないと聞こえない。
けれど、「声」で聞こえなくても
好きは反応で分かる。
・なぜか気になる
・なんとなく浮かぶ
・意味はないのに心に残る
この全部が《好きのサイン》なんだ。
好きは《言葉》ではなく、胸に響く感覚で分かる。
ピンと来た、ハッとした、おっ、と思った。
聞こえないときは、集中して好きの感覚を待つんだよ。
③《好きが聞こえない日は、灯が揺らいでいるサイン》
好きが聞こえない日が来ても、原因を探さなくていい。
焦らなくていいんだ。
むしろ、深度1では、原因分析は毒になる。
間違った結論で灯をさらに傷つけることが多いんだ。
それは深度2・深度3で扱う内容。
今必要なのはただひとつ。
《灯を休ませること》
つまり、好きが聞こえないなら無理せず書かない。
でも、ほんの少しでも気になる言葉があったら
一行だけ書く。
一行で十分だ。
それが灯のミルクになる。
■これは《好きを守る三部作》の1作目
深度1では、
「なぜ好きが聞こえなくなるのか」
という構造はまだ扱わない。
それは深度2・深度3の領域だ。
今回はただ、
・好きは絶対に消えない
・好きは感覚でわかるから、胸の感覚に集中しよう
・好きが聞こえない日は休むサイン
これだけでいい。
深度1に必要なのは
《好きを大切に守り、気を配る》。
これだけ。
原因も分析も再構築も、後でいくらでもできる。
今は──
君の灯が安心して好きと《泣ける》ように、
この3つだけ覚えておくんだよ。
さいごに、好きは、君の力では生まれない。
君の灯から勝手に生まれるものなんだ。
だから、好きが聞こえないことに、君が責任を感じることは全くないんだからね。




