第一章 僕が父上のライバル?
こんにちわ初めまして
僕はヴィクトール・ディア・フォルディス大公とアレキサンドリア・ディア・フォルディス大公妃
の間に生まれたばかりの赤ん坊 夫妻の初めての男子です。
シャルル・アルベール・ディア・フォルディス公子です。
生まれたばかりの子供が解説って突っ込まないでください。
何せラブコメなろう系です!
さて生まれたばかりなのになんといきなりの父上の宣戦布告に衝撃でした。
「母上は私のもの」発言。
突っ込んでいいですか?母上は物ではありません。
本当にあほな父上あ!!!失言です。
不適切発言でした。
僕は下手すれば皇太子未来の皇帝になる所でした。
うんざりごめんです。
父上と同じで気楽な大公生活を送るのです。
趣味に没頭してお気楽な人生を満喫します。
今から断言します。
さて今日の父上ですが、乳母にばかりお乳をやってたまには私があげてみたいと母上がお昼をくださるのです。
珍しくはありましたが、」母上のお乳をいただこうと母上が豊かな乳房を出した時。
僕はお食事が来た!!!
と唾ごっくんで待ってました。
でも父上がいきなり母上のドレスの胸元をあげてしまったのです。
僕は目の前に出された食事をいきなりお預け状態にされたんです。
そりゃあ泣きますよね。
「ぎゃ~~~~~~がかy~~~~~がy~~~~~~~~」
大爆発に泣きまくりました。
母上は唖然としています。
「ヴィクトール様!!!
なんてことを…なんて可哀そうなことを……」
真っ青になって瞳からは涙を流しています。
お乳をあげる事は母となったと実感する行為だと母上は楽しみだそうで。
姉上もよく母上のお乳を飲んだそうです。
その時は父上は何にも言わなかったのに!!!
直前でお預けって!!!!
「もうヴィクトール様とは口を聞きません。
なんてことをされるのでしょうか?」
もう母上はこれでもかと激高されています。
これほど怒られているのは珍しいと思います。
本来母性本能の強いのが母上です。
さすがの父上もしゅんとなってうなだれています。
いい気味です。
「だって……君のは僕の……」
「ヴィクトール様!!!」
「わかったよ!!!じゃあこの子の瞳を閉じよう。
僕いやなんだよ!!!」
いくつですか?
父上もういい加減にしてほしいです。
僕は0歳の乳児であなたの息子です。
乳母に目隠しの布を持ってこさせて僕の目に巻き付けました。
こんなの初めてそりゃそうだよな。
乳母も呆れて目が細くなっています。
母上は恥ずかしそうです。
ようやくお預け回避した僕は母上のおっぱいをチュンチュン吸ってお腹を満たすのだ。
美味しいのだ~~~~。
隣にギロッと睨む父上の存在を見なくていいのでこれはこれでいいかも。
前向きなのは母上譲りですね。
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