時間稼ぎ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
雲の竜……雲龍を討伐し、雨を止ませることにする、僕ら。
しかし雲龍は体が雲でできてるため物理攻撃がきかない。
「ミーメイさん、一瞬です。少しの間、あの雲龍の相手をしてもらえますか? その間に、奴を倒す薬を作ります!」
倒し方は思いついてる。あとは実行するだけ。
しかし薬を調剤するとなると、そっちに意識が持ってかれる。その間無防備になり、反撃を受ける可能性があるのだ。
ゆえに、薬を作る間の、ほんの一瞬、時間を稼ぐ必要があった。
「任せるっす! 未来のお婿さんのためなら、がんばれるっすー!」
ミーメイさんはやる気十分のようだ。よし……。
「タイちゃん、ミーメイさんが飛んだら少し距離取って、滞空姿勢で」
『委細承知』
雲龍と目が合う。ミーメイさんがバッ……! と飛び出た。
闘気を右手に集中させる。
「噴竜撃……!」
拳に集めた闘気が、まるで竜のような形を取り、ミーメイさんの拳から放たれる。
すさまじい速さで竜が飛んでいく。
そして、雲龍と激突。だが……やはり相手は実体がないため、攻撃が通じてる感じはない。
だが、それでいい。僕はカバンの中から、じゃら……と水晶のようなそれを手に取る。
「調剤……!」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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『捨てられ聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』
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