252.おむねが
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
この大雨を発生させてる魔物を、退治するぞ……!
「どこ行くんすかー!」
宿の外に出た瞬間、ずぶ濡れのミーメイさんが走ってきた!
あわわわわわっ!
「濡れてます! びっしょびしょじゃないですか!」
「あはは、これくらいじゃ風邪ひかないっすよー」
……って、いやいやいやいや!
「服着てくださいっ! すけすけですー!」
ぴっちりと肌に貼りついた薄手のシャツ。
その向こうに──ミーメイさんの、おっきな胸が……くっきり透けて見えちゃってるのだ!
しかも!
「なんでそんなおっきいのに、ぶ、ブラしてないんですかーっ!?」
服の下で揺れる柔らかそうなふくらみ。輪郭くっきり!
ていうか、あれだ。もはや影とかじゃない。形がはっきりわかる!
おかしい。常識的に考えて、あのサイズでノーブラは……犯罪だ!
「み、見えちゃうじゃないですかっ!」
「大丈夫っす! ちゃんと大事なとこは……絆創膏で隠してるっすー!」
いや、絆創膏じゃあないでしょ!?
むしろ逆に目が行っちゃうからね!? 絆創膏なんて貼ってたら、そりゃもう!
「我もブラは嫌いじゃ。奇遇じゃの」
「タイちゃんはそもそも人間じゃないでしょっ! もーっ、ちゃんとしてよっ!」
僕は手持ちの包帯を取り出し、ミーメイさんに突き出した。
「これでさらしに巻いてくださいっ!」
「えぇ~……」
「はりあっぷ!」
「わかったっすぅ~……」
まったくもう……目のやり場に困るんだから!
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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