205.【閑話】
【※読者の皆様へ】
今回のあとがきは、
「全ての読者様」にお読みいただきたいです!
1分も掛からないので、最後まで目を通してくだると幸いです。
俺はご飯を食べた後、お風呂の準備をした。
師匠直伝、薬湯!
「よしおっけー! マーキュリーさーん、お湯わきましたよ~」
マーキュリーさんのおうちの風呂は、魔道具になっている。
魔力を通すだけでお風呂が沸くのだ。
うーん、便利!
「サンクス~。って、わ、良い匂いね!」
「はい! 疲労回復効果のある、【ただの薬草】を突っ込んだお風呂です!」
「オーケー。ちなみにそのただの薬草って?」
「世界樹の葉です!」
「うん、それ超レアアイテムだけど、もう疲れるからつっこまねーから」
「はい!」
「うん、じゃ着替えるね」
「どうごごゆっくり~」
俺は脱衣所から出る。
ふー。
「なんだ、一緒に風呂は入らぬのか?」
タイちゃんが人間姿がで尋ねてくる。
「もう、からかわないでよ。一緒に入るわけないじゃん」
「んふふ? どうしてかなぁ~? どうしてかのぉ~?」
……そりゃ、だって。
うう。恥ずかしいし。う~!
「タイちゃんの意地悪」
「わはは! さっさと付き合ってしまえよ」
「無理だよ。俺みたいな田舎者と、都会のイケ女子のマーキュリーさんが付き合ってくれるわけない」
「にゃはは! 大丈夫、もう主を田舎者と呼ぶモノはおらんよ」
「そうかな?」
「そうとも。もうすっかり都会になじんでいるではないか」
うーん……どうなんだろう……。
でも、まあ確かに昔よりは、いろいろ戸惑わなくなったしな。
「でも……でもなぁ……俺が好きでも、マーキュリーさんが俺のこと好きかどうか……」
「じゃあ我が聞いてきてやろうか?」
「え!? それは……いやいやいや! 恥ずかしいからやめてっ!」
「そんなこと言っていたら一生カノジョができんぞ?」
「う~……それもいやだぁ~……」
「それにマーキュリーはツラがいいから、そのうち誰かに取られてしまうかもだぞ?」
「それも……やだなぁ……」
タイちゃんは微笑みながら、俺の頭をなでる。
「ならもうアタックあるのみじゃ。当たって砕けよ。大丈夫、骨は拾ってやるぞっ」
「……なんかタイちゃん、楽しんでない?」
「にゃっはは!」
やっぱり楽しんでる! もうっ! 意地悪猫さんめ!
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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タイトルは、
『スキル【無】の俺が世界最強〜スキルの無い人間は不要と奈落に捨てられたが、実は【無】が無限に進化するSSS級スキルだと判明。俺をバカにした奴らが青ざめた顔で土下座してるけど、許すつもりはない』
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