186.鉄は鉄でも
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ガキィイイイイイイイイイイン!
……窮奇の毛針が俺に……刺さらなかった。
『なんと!? 薬師殿、無事なのか!?』
「ええ、見ての通りピンピンしてます」
俺の肌には針が刺さっていない。
逆に、針は俺の体とぶつかり完全に折れていた。
「な!? 何が起きてるわけ……? 城壁すら貫通する針を受けて、どうして無事なのよ!」
上空からマーキュリーさんがツッコミを入れる。
「薬を飲んだから、です!」
『薬……?』
「はい! 俺が作った特別な薬です。飲むと鉄のように硬くなります!」
ポケットから取り出したのは、1つの丸薬。
「名付けて、鉄丸!」
「体が鉄になるとか……そんな薬聞いたことないし……だいいち鉄になったところでなに? 相手は硬い城壁すら突破するのよ? 鉄なんて簡単に貫いてくるはずでしょ?」
「大丈夫です。たしか……神威鉄、だったかな。それになるんで」
「はぁああああああああん!? 神威鉄ぅうううううう!?」
「はい。うちの村では鉄って読んでますけど」
するとマーキュリーさんがいつも通り言う。
「神威鉄って……それ、伝説の鉱物だから!」
「え、ただの鉄ですよね?」
「こんな緊急時にボケカマしてんじゃねええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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