番外.フェンの部屋2
第一章に引き続き、第二章を続けて読んでいただいた皆様。
誠にありがとうございます。
ここではこのお話の注意事項を記載させていただきます。
この話は幕間兼メタ視点からの内容となるため、ここの内容が本編に関わることはありません。
一応は幕間の箸休めでもありますが、作品構成の整理メモに近い使い方をしておりますので、明確なネタバレは無いものの皆様の作品への視点を歪めてしまう恐れがあります。
上記、ご了承の上読んでいただけますと幸いです。
やあ、また会ったね。
第二章、観察ありがとう、観察者クン。
第二章は第一章と比べ、主が外に出たせいか、新しく登場した固有名詞が多く存在したね。
名前だけ適当に設定された人物なのか、それともこれから何か役割を与えられる人物なのか、今回はそこら辺を考えてみようと思うかな。
え？ 役割を与えられる？ まるで創造主みたいな言い方じゃないかって？
だって、僕の主が活躍する作品なんだよ？
主と僕以外の人物なんて結局、主と僕の踏み台でしかないんだよ!!
どれだけ僕たちを高みに連れて行ってくれるか、それだけしか価値の無い人たちだよ!!
あーっはっはっはっはっはっはっは……
……
うん、主が悪役っぽいことやってたので、僕も試しにやってみたけど、大して面白くないね。
可愛くないし。
さて、冗談はこれくらいにしておいて、ここまで出そろった情報で、ちょっと整理していこうか。
それでは前回に引き続き、注意事項かな。
ここで僕が何をするかというと、ちょっとメタ視点のお話。
新しい展開は無いから、興味ない人は読み飛ばしてもらっても物語に影響はないから大丈夫。
もしかしたらネタバレとか、自由に考える余地を潰したりするかもしれないから、そういうのが嫌いな人はむしろ読み飛ばし推奨かな？
もしそうでなければ、僕の話に付き合ってもらうと嬉しいかな？
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まずは固有名詞から振り返ってみよう。
新たに出てきた名前としては「乗合馬車管理組合」「星導教会」「龍音叉」人物名（？）だと「ドラゴ」「イーザック」「シャーロット」「アリオン」「セラ」といったところだろうか。
そのうち、立場や素性が明確なのが「乗合馬車管理組合」と「ドラゴ」、そして「イーザック」まずはこの３つを除外して考えよう。
星導教会は管理組合長と王の面談の席にも呼ばれたくらいなので、国政にも影響力を持つ、だが最近は力を弱めている国教といったところかな。
そして、その教会が保有している龍音叉とかいう秘宝。どういう力を持つかはわからないけど、国王がフェンリルナイト・ドラゴンの指名手配をすぐに窘めなかった以上、それなりに重要なもののようだね。
そして、今回出てきてはいたけど、まだ素性が分からない人物が数名、「シャーロット（女性）」「アリオン（男性）」「セラ（女性）」の3名かな。
シャーロットは主の姉、リリちゃんと仲が良さそうだったから、その流れでどのような人物か分かってくるかな？
アリオン、セラは分からない。二人とも、避難誘導の時に手伝ってくれたいい人だという印象と、アリオンに至っては他の人が逃げる時間を稼げるよう、自分一人でドラゴンに立ち向かう勇気ある男、といった所しか分からない。
年齢的に主と同じくらいだと言うし、主と同じ高等学院新入生か、または1個2個先輩、等の間柄になるのか。どちらにせよ、学院で再度出会う事になりそうだ。
出来れば主と仲良くしてほしいかな。面倒事起こされると僕が苦労することになるから。
続いて、前回の疑問提示の中で解決した所をまとめよう。
・リリちゃんは何故豹変したのか
・僕はどこから来たのか
そして、以下疑問を追加していくね
星導教会が所有するという、感情と引き換えに魔法使いに強制的に変えてしまう薬の正体とは一体何かな？
星導教会が守る秘宝、龍音叉は一体何だったのかな？
２つの疑問が解決したと思ったら、２つほど疑問が増えてしまったようだ。
とはいえ、主も変身フォームが増えて活躍の機会が増えそうな学院編、ここから物語が加速することにより、疑問は解決していくのか、それとも、創造主がギブアップ宣言をするのが先か、引き続き、お相手いただけると嬉しいかな。
……
…
え？ 僕が時々使ってた、この金属板は何かって？
観察者クンなら薄々感づいてるんじゃないの？
ス マ ホ だ よ ！
改めまして、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
遅筆の身ではありますが、可能な限り毎日投稿をさせていただく所存です。引き続き本世界にお付き合いいただけますと幸いです。
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