ストック院
ストック院は、なろう内に潜む怨霊である。
垢BANを喰らった者たちの怨念とも言われているが定かではない。
この妖怪は話数のストックに呪いをかけ投稿させ、前後の話を狂わせてしまうのだ。
筆者も、このストック院に呪われたことがある。
思い出すのもおぞましい。
初めて告白するが、ブログで小説を書いていた頃。今から四年前ぐらいの話である。
男女の恋愛をノリに乗って書いたのだが、夜中のラブレターの如く、次の朝見るとメチャクチャ恥ずかしい内容になっていた。
と言うのも18禁だらけで、濡れ場しかない作品だったのだ。
さすがの家紋も苦笑い。
だがそれを消すのももったいないので、それはそれで取っておいて、改めて改稿し、そのハードな内容からライトな内容。いや、ライトどころかメンソールくらい軽くてスゥッとする仕様に変更したのだ。
ところが、そこで現れたのはストック院である。
ハードで汁っ気たっぷり果汁100パーセントフレッシュバージョンの方を投稿してしまっていたのである。
それに気付いたのは12時間後と大失態。
すでに何人かの目に触れてしまっていた。
あのマジメな家紋がねぇ。いつもあんなこと考えてるの?
と思われていると思うと気が狂いそうになる。マジで。
たまにフラッシュバックして、焦点定まらず動きが止まることがあるのだ。
気の毒だよね。でも評価貰ったら治ると思う。
この原案は、結城藍人さまより頂戴しました!
※ちなみに、このイラストを描いているとき、線画を終えて保存しようとしたらソフトがダウンし、書き直しになったことを附記しておく(怒)。