天しょんさがり
天しょんさがりは、作家のテンションを下げてしまう妖怪だ。
作家は闇雲に書いているわけではない。
それなりのモチベーションを保ちながら書いているのである。
自分が思った評価点が貰えないとモチベーションも下がってしまうものである。
そんな時、背後には天しょんさがりがいて、作家のテンションを下げているのかも知れない。
「うは! なろう史上を揺るがす名作書いたった!」
と思い、初投稿をした筆者の背中にはこっそりと天しょんさがりがいたわけだ。次の日の朝の評価点は思ったものではなく、テンションはおもくそ下がった。
しかし、すぐに立ち直った。なろう登録から一年半。ほぼ日刊で書いている私はそれなりの評価を得るようになれた。
だが、思い出す。あの頃の哀しかった自分を。
きっと、私と同じように初投稿をして天しょんさがりに取り憑かれている新人作家がいると思うが、読者の方は是非ともそんな人々に温かい評価の手を差し伸べてやって欲しいものである。
今でもランキング5位内を狙って投稿して、次の日の朝、芳しくない評価点を見た私はこんな感じである。
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「なぜ……! なの……!?」
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「なぜ!? 30点なの……?」
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これは自分で考えました。エライ?
え? 評価を下さる?
なんともありがたい。評価を下さるかた一名ごあんなーい!
ちなみに、私は朝の7時台に色んな連載物をアップするルーティンなんです。
そちらを見かけたら、「おお。家紋ちゃんの作品かぁ。いっちょ見てやろうかな? そして評価もしてやろう」なんてことされたら嬉しいなぁ。
うん。嬉しいです。これからも頑張っていきます。
もちろんあなたのために。