村野さんの話
数日後 村野さんから 時間と場所決めの電話がありました
場所は車で5分程でいけるカフェにきまりました
早く着いた私たちは 奥の席に座り村野さんを待ちました
程なく村野さんも到着
村野(遅れてごめんなさいね)
私(今私たちも着いたところですよ)
村野(早速だけど あ!コーヒーを)
飲み物を頼むと村野さんは話だした
村野(良ちゃんの事だけど あのゲーム機の親子ね それより何故良ちゃん家族を知ってるの?)
それはそうだ 全く関係ない私たちに話す必要はないし どう切り出そうか迷った
すると妻が突然
妻(あ~あの 昔ちょっと 男性の奥さんを知ってて 今どうしてるのかと あの時男性を見て似てる人だなぁと 人違いなら失礼だと思い)
と 切り出した
村野(あれ~良ちゃんの奥さんと知りあい? いやね 実は)
村野さんの話では
もう ひと月前になるかしらね 良ちゃんが仕事から帰宅したら 息子の良太郎くんだけ部屋にいて泣いてって
良太郎くんに聞いても分からないと泣くばかりで
良ちゃんの両親とは昔から付合いがあってね
聞いたのよ 警察に言って捜索願いを出したけど 家出だろうと 詳しく聞いて貰えなかったと聞いたわ 携帯も置いたまんま 財布も…着のみ着のまま?だと聞いた 窓開いて 15階?良く判らないけど そこに住んでて 鍵は置いたままだし しかしドアは閉まってたって 良太郎くんが後から閉めたんだろうってなってね
良ちゃんはビラ配りをしたりして探したけど 見つからなくてさ 昔は結構ガッチリした体格だったんだけどね 痩せてしまってね 息子の良太郎くんは あまり話さなくなって 今は良ちゃんの実家で生活を 子供いたら仕事出来ないからね
だから奥さんの事分からないのよ
そう言って村野さんはコーヒーを一口飲んだ
妻(そうですか 昔お世話になった親御さんの娘さんが結婚したと聞いて 旦那さんの顔は写真で知ってたものですから )
私(あの…もし良かったら その岡田さん つまり良さんと 連絡して会えないですかね?いつでもいいので 岡田さんと村野さんに合わせますから)
村野(私は構わないけど 一応岡田家に電話して聞いてみるから 何だか良く分からないけど 良ちゃんの奥さんを知ってる人と伝えればいいの?)
私(そうですね 確かではないので何とも言えませんが)
そう言って 私たちは店を後にしました




