表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来からの伝言  作者: 今福 幸
18/82

訃報

誰だろ 携帯を見ると女将さんからだった

珍しい…17,8年前に番号教えて合って 掛ける事も 掛かって来る事もなかった


もしもし 今朝女将さんの夢を…

と言おうとしたら 見知らぬ声からだった


どうやら娘さんらしく山内と名乗り 申し訳なさそうな声だった


(あの…上城さんの携帯でしょか?)


(ハイそうですが)


(福岡で小料理屋をしてた者の娘ですその節は母がお世話になりまた)


(女将さんどうかされましたか?)


(実は昨晩息を引き取りまして うわごとのように上城さんの事を 生前は良く聞かされてまして 朝早いとは思ったのですが すみません…)


(あ…そうですか)


その後言葉は出てこなかった 事情を話身動き出来ない事を伝えた


鹿児島に行ってるって事は女将さんから聞いていたので 失礼ではあったけどお花と香典を手配した


落ち着いたら鹿児島まで家族で出掛けよう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ