表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来からの伝言  作者: 今福 幸
11/82

駅までの道

100メートル程の距離で

私…戻れるかな?

心細い声で言った

正直まだ言ってるのか?この娘はと思ったが


大丈夫だよ きっと戻れるるさと明るく言った


駅に到着し切符を買って女の子に渡した


ありがとう あ!おじさんの携帯番号教えて


おじさんはないだろ(笑)まだ20代 後半だけど あ!携帯は持ってないよ


そうだよね あ!あの居酒屋?お店の電話番号 おじ…お兄さん知ってる?


私は知ってたが敢えて知らないと言った その方が良いような感じがした

新幹線の上り口に向かってると 女の子は途中で足を止めた


私…ここで具合い悪くなったんだよね

そう言って階段へと向かって行った




ほんの一瞬だった


女の子は消えた…回りは誰も気づいてなかったかのように人の流れは続いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ