出会い…
目が覚めるとそこは綺麗で静かな森だった
「ここは…どこ…?」
それに答える者はいない
とえりあえず自分が何故こんなところに居るのかを考え様とした、だが激しく頭痛がした、それに思い出せない…何にも、自分が誰で此処はどこなのか、だけど常識だけはあった
ここにいてもしょうがないので動く事にした
喉が乾いたので水を探す、これだけ綺麗な森だと水は飲めそうだ
歩くこと一時間位して近くから水の音が聞こえてくる、少し駆け足になって音の方へと向かう、そこには川の底まで見えるこれだけ綺麗な川があった
「ん…」
手で水を掬い飲む
一息着いたところでこのあとどうするかを考える、まず自分はどんな顔なのか、体はまぁ、普通の女の子だ、胸は少しあるくらい水を鏡にして自分を見る
髪は真っ白で腰まで綺麗に伸びていて癖がない、瞳は透き通るような淡い水色、全体的に大人しそうな印象を受ける顔立ちだ
あれから日がくれる寸前まで歩いた、辺りは暗くなり始め、視界が悪くなって来る
夕日が森に射し込む中で一つの人影が見えた、こちらには気がついてないようだ
近づいて見る、だんだん距離が短くなるにつれ格好が見えてくる、どうやら騎士みたいな鎧を着ている
「あ、あの…すいません!」
思いきって声を掛ける
「っ!!」
その人はびっくりしたようで剣を抜いて構えてきた
「ひっ!?」
構えられた瞬間体が動かなくなった、そしてその瞬間一つのことが脳裏をよぎる
『殺される』
顔の表現難しい