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77,新しい日常

 四月になった。

 絆は無事に高校入試を終え、僕らの同居が始まった。年頃の少女のわりには物が少ない絆の引っ越しはスムーズに進み、何事もなく終わらせることができた。その際に叔母さんと顔を合わせたが、互いに挨拶を少し交わしただけだった。


「……小言の一つでも言われると思ってたんだけど」

「え?」

「何でもないよ、絆。今日の入学式はどうだった?」

「別に、普通」

「友達はできた?」

「うーん……まあ、多分大丈夫」

「そっか、良かった。シグ、久しぶりの留守番は大丈夫だった?」

「あば!」

「うんうん、二人とも何事もなくて何よりだよ」

「……お兄ちゃんは?」

「あーばば?」

「また相澤くんと同じクラスで、担任も瀬川先生だった。変わりばえはあまりなかったな」

「ふうん」

「あばばー」

「そういえば、シグ。今なら瀬川先生もシグのことを宇宙人だと認めてくれるかもしれないよ。ちょっと柔軟になったから」

「あ、あばば……? ばあばば?」

「本当だって。なんなら今度、また学校に来てみる? 何も言われないかも」

「……え、またって、前に連れていったことがあったの?」

「うん」

「あば」

「……馬鹿じゃないの?」

「馬鹿だよ、知らなかったの? というか絆、ちょっと最近辛辣だね? 前とは違うベクトルで」

「お兄ちゃんについて深く考えても無駄って分かったから」

「うーん……ま、壁がなくなってきたってことで、いいか」

「あばー」


 僕+宇宙人+妹の日常が始まった。


とりあえずこれで完結です。

ここまで読んでくださった方に感謝します。ありがとうございました。

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