表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/78

32,墓参り

 お盆がやって来た。今日は墓参りに行く。


「シグ、僕はちょっと出かけてくるけど、お留守番できる?」

「あば?」

「墓参りに行ってくるんだよ。今日はお盆っていう死者の魂が帰ってくる日だから、それを供養するんだ」

「あばー、あば!」

「お留守番してくれるの? 分かった、ありがとう」

「……あーば」

「ん? 何?」

「あば、あばばーば?」

「……誰の墓参りかって聞いてるのかな?」

「あば。……あばば?」

「んー、まあ、隠すことでもないしね。僕の両親だよ。昔、事故で死んだんだ」

「あば……あばばー……」

「シグが気にすることじゃないよ。僕も気にしていないことなんだから」

「あば?」

「あの人達がいなくても、別に僕はどうでもいいってことだよ」

「……あ、ば」

「じゃあ、行ってくるね」


 シグは何かを言いたそうにしていた。僕は気にせず外に出た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ