私のエッセイ~第七十一弾:「ジョーク・カフェ」♪♪~本日のメニュー:(2022.8.22付)
皆さん、こんばんは!ご機嫌いかがですか・・・?
まだまだ暑い日が続きますので、体調に気をつけて、夜間の適切なクーラー使用などで、しのいでいきましょう。
さて、今宵は、久々のジョークです。
いつものように、3つ紹介しますね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【不公平のおかげ】
建国時代のアメリカ。
二人の国会議員が、くつわを並べて、ワシントンに向かっていた。
絞首台の横を通り過ぎたとき、ひとりがたずねた。
「もし、絞首台が公平無私に使われていたとしたら、今日、君はどこにいるだろう・・・?」
「ひとりでワシントンに向かっているさ。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【証明書】
アメリカ人とメキシコ人が、ある国際機関の建物の掃除夫に応募し、二人とも採用されることにきまった。
しかし、メキシコ人だけは、ちゃんとした身許及び経歴証明書を提出するよう、アメリカ人の事務局長は要求した。
メキシコ人は不公平に腹を立てたが、喧嘩しては元も子もなくなると思い、八方駆けずり回って、書類を用意した。
事務所は高層ビルの九十八階にあり、ときどき非常階段を掃除しなければならなかった。
ある風の強い日、二人は非常階段の手すりを拭いていたが、すさまじい突風が襲った。
アメリカ人の掃除夫は、運悪く手すりの上に身を乗り出していたため、風にあおられ、バケツと雑巾を持ったまま、真っ逆さまに地上に墜落していった。
手すりにしがみついてこの様子を見ていたメキシコ人は、風がおさまると、すぐに事務局長のところへ飛んでいった。
「ほら、見なせえ。」と、メキシコ人は勝ち誇って叫んだ。
「あのアメリカ人の野郎め、あんたのバケツと雑巾を持ち逃げしやしたぜ。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
三作目は、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の元ネタと思われるジョークをお届けします。
ジョジョの第三部に、カメオというスタンド使いが出てきます。ポルナレフが無人島の砂浜で出会った強敵ですが、このカメオのスタンド「審判」が、このジョークからパクッたキャラかと思われます。
「願い事を3つ言え!」「Hai 2 U!(ヘイル・トゥー・ユー)」「いやだよぉぉおおん!」などの印象的なセリフが特徴だったので、覚えておいでの方もいることでしょう。
砂浜で金属製のランプを見つけたポルナレフがランプをこすると、「審判」が現われ、何でも三つだけ願い事をかなえてくれる、という内容でした。
その元ネタとおぼしきジョークが、以下の「三つの願い」です。では、どうぞ!
【三つの願い】
ポーランド人とイタリア人とユダヤ人が、無人島に漂着した。
しばらく島の生活が続いたある日、海岸を歩いていた三人は、古い瓶を拾った。
それをこすると魔人が現われ、それぞれにひとつだけ願いをかなえてやろうと約束した。
「しめた!」とイタリア人が言った。
「どうかわしを、酒はうまいし女はきれいな故国に帰しておくんなさい。」
彼は、パッと消えた。
「わたしの願いは・・・」とユダヤ人は言った。
「聖なるイスラエルの国に行って、余生を我が同胞と暮らしたい。」
彼も、パッと消えた。
「ありゃ、たまげた!」とポーランド人が言った。
「何だか、ここがさびしくなっちゃったな。友達が二人とも戻ってきてくれたらいいのにな・・・。」
~ ~ ~ ~ ~
お・し・ま・い。