登場人物まとめ5
※ぜひ、先に本編からご覧ください! 切実に!
登場人物まとめ
ルナリーゼンとヴェルクリシェスの人物です
【ルナリーゼン】
〇セレーネ
太古の時代に栄えた集落「ルナリーゼン」にて月の巫女を務めた少女。
やりたくもない月の巫女をやらされ、非常に退屈していた。
そんな彼女の日常に現れた少年に抱いた感情は、いつの日か興味から愛情へと変化していた。
しかし、無慈悲にも少年は次第に衰弱していき、この世を去った。
月長石に散々祈ったにもかかわらず、彼を救ってくれないことに腹を立て、
セレーネは力の支配と独占を試みた。思惑はうまくいったが、結局少年を
取り戻すことはできなかった。月の力を宿した彼女は、自害さえも出来なくなった。
その出来事が、集落を裏切って少年と結ばれようとしていたことに対する罰だと
考えたセレーネは、世界の秩序に対する報復を決意。世界を闇で覆い、バケモノを作った。
これを機にルナリーゼンは月の巫女を失い、名をヴェルクリシェスと改めた。
そのため、月の巫女という存在は、セレーネが最後である。
〇ジュアン
ルナリーゼンに住んでいた少年。
月の巫女に貢物を持っていく役割を担っていた。
ある時、退屈していたセレーネと雑談をしたことで彼女の虜に。
次第に貢物よりも会うことを目的に、彼女のもとを訪れるようになった。
そんな恋慕もむなしく、ジュアンは病に侵される。
セレーネがいくら祈っても治らず、どんどん衰弱してこの世を去った。
【ヴェルクリシェス】
〇長老
ヴェルクリシェスの長老。
ルナリーゼンや月の巫女についての話を口伝によって継承している。
〇ピュラー
ヴェルクリシェスに住む赤髪の少女で、長老の孫。櫓に上るなど、わんぱく。
長老から口伝を継承している途中であり、事情はそれなりに把握している。
日長石をもった日輪の戦士が現れるのをずっと待っていた。
月の神殿にてユウキの力を目の当たりにし、求婚。
〇ニコス
ピュラーの付き人兼世話係を務める老爺。
体の衰えを感じており、わんぱくなピュラーの世話にかなり手を焼いている。
第七章、しばし待たれよ下さい。