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中学校戦争  作者: 輝
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中学校戦争 第2章 パート4 前編 ラブストーリーは突然に。

ほぼ1年ほったらかしにしてすいませんでした!製作陣全員志望校合格したのでご報告します!!これからは猛スピードでこの1年を取り戻します!!今回は長くなる予定なので前編、後編で分けさせていただきました。4月3日までに投稿します。すいません。

中学校戦争 9月16日(火曜日)選挙まで13日 公園から帰宅中

 「そうですか。わかりました。」

 「とりあえず、俺と環で話した結果は以上だ。野幌の件で砂川を消す。音江は触らない。この方針で行こうと思う。今日中に俺から話しておくよ。」

 「わかりました、僕もその結果には納得です。音江さんの件は微妙ですからね。。。」

 立候補者説明会を終えた太平が帰ってきたため、環との話の結果を伝えつつ3人で帰宅していた。

 「そういえば、立候補者説明会で伝えられたことなのですが、立候補者演説の前に立候補者応援演説を校内放送で行うみたいです。19日に推薦責任者の僕が、22日に一般の生徒が演説をする予定です。」

 「そうなんだ、一般の生徒って誰がやるのよ?」

 「それは推薦責任者に任せると言われています、僕としてはお2人のどちらかにお願いしたいと思うのですが、どうでしょうか?」

 話しながら太平は顔の向きを横で一緒に歩いてる俺と環に向けてくる。どっちがやりたいですかって目で聞いているのがなんとなくわかった。

 ここは俺がやるべきか?やっぱり環は女子だし嫌がるか?いたでも環の性格からしてそんなことないか?

 本人の顔を確認したらやりたそうな顔をしている。どんな顔だよって言われるかもしれないけどそんな顔をしてるように見える。ここは一旦本人に聞こう。

 「環はどうだ?やりたいか?」

 ストレートに聞いてみた。環は顔をこっちに向けた後すぐ向きを前に戻して数秒考え込んだあと前を向きながら話し出した。

 「あんた、やりたいんでしょ?」

 「え?」

 「やりたいんでしょって、聞いてるの。」

 てっきり私やりたいと言われると思ってたから聞き返してしまったら環を怒らせてしまったらしく少しキレ気味で返してきた。

 「まあやりたいとは思ってるけど、、、環はいいのか?」

 「勿論やりたいとは思ってるけど、こういうのはささづか、、、、、えいた、、、?。ごめんほんの2週間前まであんまり話したこと私たち無かったでしょ?だからなんて呼べばいいかわからなくて。まあいいわ、こういうのは笹塚の方が似合ってそうだしね、私よりも友達多そうだし。」

 最後の方声が小さすぎて何言ってるか良く聞こえなかったけど、環が俺に演説の機会を譲ってくれたということらしい。それと、確かに思い直せばこの選挙戦が始まるまで環とはほとんど話して無かったな。。。

 「わかった、環の分まで頑張るよ。あと呼び方はなんでもいいぞ、笹塚でも栄田でも。」

 「栄田はまだなんか難しいから笹塚にするわ。」

 「僕は栄田君でいかせていただきますよ。」

 「うゎっ。いきなり入ってきたからびっくりした。」

 「僕のこと無視してお二人でずっと話してるんですからこれくらい許容範囲です。とりあえず栄田君が応援演説をするってことで良いですね?了解です。」

 「そういうことでいいわ、じゃあ私家ここだからじゃあね、また明日。」

 「俺はここで曲がるから、それじゃ。」

 「2人ともさようなら。また明日よろしくお願いします。」

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