最初に
僕の名はふみふみ。ごく普通の19歳の男の子だ。家族は5人で弟と妹が居る。
専門学校でイラストを学び、課題もやっている。
その傍ら空いた時間でバイトに行っている。
バイトはスーパーのレジ打ち。レジ打ちは俗的な言い方で、業界ではチェッカーという。
僕は高校に入学して1年ほど経った頃からレジ打ちでバイトしてきたので、もうかれこれ3年経つ。
シフトは現在、土曜日~火曜日まで、週4で16時~閉店後21時15分まで、働いている。
実は現在、レジ打ちに加えてサービスカウンター業務(案内所)を任されている。
僕の部門には社員を含めて25人程の従業員が居るのだが、うち3人だけが社員で、社員が17時になったら僕に引き継ぎをして帰るのだ。
無論僕が休みの日には別の人が引き継ぐのだが。
店の閉店時間は21時までなので、現在では4時間の間を社員の代わりにサービスカウンターの仕事をしつつ
レジの従業員を回していくという完全にマルチタスクな仕事を押し付けられている。
レジ打ちしかやっていないオバちゃんからは「若いのに偉いわね」とか明らかに他人事で鼻につく。
僕が入った頃には何とも思わなかったが、今では長年働いてるのにステップアップせず単純作業を永遠とやってるのは、ある意味「ラクでいいな」と思う。
まぁ25人全員違う人間なので、僕を含めて色んな人が居るのだ。
生活の一部でしかないバイトだが、3年間の間に実にいろいろなトラブルだの、お楽しみ?的な事もたくさん経験した。
次回から僕がバイトデビューした時から回想していきたい。お楽しみに!