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この間、
つい最近のこと。
テレビを見ていたら、
街頭インタビューで、
『あなたが思う名ゼリフは?』というが流れていて、
人々が、まちまちに、
おじょうの目は節穴で、ござりまするか…?
や、
ボウヤで、あるからさ。
とか、
くりりんのことか!!
など、やはり人それぞれなんだなぁ…と僕は、テレビを見ていた。
ふと、僕の好みの女性が、画面に現れ、
何かを言ったんだが、
何か僕が聞いたことのないセリフを言い、
僕は、その意味を真剣に考えた。
今、一人、部屋にいる僕は、彼女の言葉が思い出せずにいた。
いくら考えても、思い出せないものは、思い出せないと悟った時、
僕は、じゃあ、僕が女性に言ってもらいたい言葉は何だろう…?と考えた時、
考えていても、そんな言葉を僕が実際に聞けるとは限らないな…と、もう、考えるのを止めにした。
でも、その日、最後に僕は、やはり考えた。
明日の朝、僕を含めて多くの人が目を覚ました時、僕を含めて誰かが何か新しい一歩を歩もうとした時、
それは、スタートラインからの1歩か、
よもや、スタートラインから後退の一歩か、
もしかしたら、何かのゴールラインを跨ぐ一歩か、
いやいや、新しいスタートラインに歩き出している一歩なのか、……
とにもかくにも僕は、僕の一歩を明日も踏み出そうと思い、眠りに就いたのだった…。
【おしまい】




