主要人物紹介(※イラスト付き)
なるべくこのページをご覧にならなくてもわかるように心がけておりますが、
もしわからなくなってしまった場合にご覧くださいませ。
【イリス=ハルモニア・ラ・ルーナエ】
ゲムマの森に住んでいる、女神の生まれ変わりとされる少女。
強大な魔力を持つといわれているが、その能力は本人含め誰もわからない。
長い間軟禁されていたため、飼い猫と森に住んでいる鳥、そして彼女の夢に出てくる魚だけがお友達。
また、ずっと絵本を読んでいた影響でおとぎ話や冒険に憧れを抱く空想家。
丁寧な喋り方で柔らかな印象を持つが意外と大胆不敵で気の強い一面も。
【ラルバ・ウォラーレ】
不思議な力を持つ緑目の少数民族《ゲムマ族》の一人である。
森の奥のゲムマ族の村で自堕落に暮らしていた普通の十七歳の少年。
自分勝手で、いつもは生意気だが好きな相手には素直で優しい面も見せる。
意外とヘタレで寂しがり屋。
また”兄貴”への憧れから年下に甘いがルークとだけは反りが合わない。
特技は盗み、縄抜け。特殊能力は怪力のはずだったが……
【ルーク・ソーリス】
十四歳にして、ある神に選ばれし勇者。まだ修行中だが、剣と炎の魔法を扱える。
そして特殊能力は予知夢。しかし最近は悪夢ばかりで寝不足気味。
規則と使命をを重んじる真面目な性格だが、
真面目過ぎて自分を追い詰めたり人にもそれを押し付けがちなのがたまにきず。
せっかく整った顔立ちなのに、思いつめすぎていつもしかめっ面である。
普段は丁寧で穏やかな物腰だが、それは本来の短気な性格を抑えているため。
絶対怒らせてはいけない。
【フォルテ】
岩と砂を操る魔法使い。イリスの護衛も務めており、高い実力を持つ。
しかし、非常に冷酷な性格でイリスを守るためなら一般人でも容赦せず、
時として仲間すら見捨てる。彼女を森の奥の家に軟禁していたのも彼。
おかげでラルバやイデアどころかイリスからも嫌われている。
記憶を失っているところを村人に保護されたため、素性は一切不明。
それでもイリスに近づき、護衛になれたのはある神と姿が瓜二つだからという噂。
【イデア・ルーナエ】
イリスの姉であり、唯一の肉親。外見は二十代だが、年齢不詳。
優しく穏やかな性格であり、イリスやラルバからも慕われているが、
特殊能力や黒の魔女との関係の他、秘密を多く抱えた謎多き女性である。
戦う術を持ち合わせていない代わりに、
薬草の知識を多く持ち、ゲムマの村では薬師を務めていた。
ちなみに、部屋を出られないイリスのために
ぬいぐるみや絵本を作っていたのも彼女。