プロローグ1 とある前世1
初心者です。不定期です。すません
ここは魔法使育成学園
より優れた魔法使になるために作られた学園だ。
そこでは各国有数の侯爵や一般市民まで才能が有れば基本的に入れるところで
今では落ちこぼれな僕でも入学当初、人一倍の才能があったため、何とか入学できた。
でも入学して、2か月、僕は落ちこぼれへと変わっていた。
最初の一ヶ月間は魔法を教わるのだがそこでは特に異常はなかった。
問題は二ヶ月目だ。
まずは簡単な魔族の瀕死状態を魔法で殺すのだが、周りの生徒たちは先生の指示通りに殺して見せたが僕はできなかった。
周りは平然と殺していく。
生徒達に魔法を打たれると同時に魔族の悲鳴が聞こえ、血しぶきが四方八方に飛び散る。
なぜ周りの生徒達は平然と殺せるのだろう
僕は逆に、怖かった。
なぜこんなに、罪もない生き物を、殺すのだろうか
周りは
魔族は敵
などと言うのだろうが、
僕、キーハ・アレキセントは、知っている。
魔族が悪ではないことを
この王国の王子が裏から操っていることを
僕は、この世界のすべてを知っている。
でも僕にはこの現状を救う力はない。
だから僕のスキルを使って
転生後の自分に託そうと思う。
この理不尽な人間たちを呪いながら・・・
キーハ・アレキセント
アレキセント公爵の次男
回復魔法を主に使う
魔族に敵意があるやつは苦手
人間が苦手
生き物が好き
とある世界の全てを知っている。
なぜ知っているかはまた別の話