Calligraphy of saliva
-唾の筆-
今僕の怒りを全て掬ってくれよ
そうじゃないときっと泣いてしまうよ
そして多分それだけじゃ終わらないんだよ
僕等もう元には戻れないの
“狂った”って事を君は知っている?
“叫ぶ”って事を君は知っている?
“痛みの在処”を君は知っている?
“友達”は何が何でわかるの?
そんな当たり前の事を僕は聞きたいよ
砕けるのを最後に残して僕等は笑ってる
今日も楽しかった、なんて
終わるのを最後に決めて僕等は笑ってる
今日の僕が、今日の君が本当の僕と君だというの
初めて出会った時から僕等は約束する
“今から友達です”そう怒りと裏切りが互いを引き裂くまで
言葉にはしないけど確かめ合う
「友達なんだ」と
今僕の最後の思いを全て捨てたのは君だ
そうじゃないと決めつけてしまいたいよ
だって多分それだけじゃ終わらないんだよ
僕等もう元には戻れないの
思い出したように夢に浸る
こんなはずじゃないと運命を恨む
軋んで裂けた僕等の未来は
想いがこもった優しさを求めてる
“震える”って事を君は知っている?
“悩んだ”って事を君は知っている?
“怒りの在処”を君は知っている?
“もう終わり”とは何が何でわかるの?
そんな当たり前の事を僕は聞きたいよ
崩れるのを最後に残して僕等は走ってる
明日も楽しみ、なんて
裏切りを最後に決めて僕等は走ってる
今日の僕が、今日の君が明日の僕と君だというの
初めて出会った時から僕等は約束する
“今から友達です”そう怒りと裏切りが互いを引き裂くまで
言葉にはしないけど確かめ合う
「友達なんだ」と
信じて裏切られて
欺いて欺かれて
僕は笑って、君は泣いて
君は笑って、僕は泣いてるの
繰り返し、繰り返し、ずっと繰り返し
そして終わりが来る
“はじまり”なんて最初からなかったかのように