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Blindness rabbit

-盲目兎-



今日はちょっと寂しいから

皆がいるところへ行こう

声が聞こえるところまで

少しの温もりが届く距離まで


つき離したりもしたけど

やっぱり寂しいから傍にいてよ

ずっとずっと一緒にいたいけど

やっぱり怖いからちょっと離れる


僕の赤に染まった目に映る

大切なものくらいはわかるよ

冬間近の寒さが取り巻く痛みは

大切なものを求めてるから


僕の体は小さいけど確かに刻む僕の鼓動

温もりをいつも望んでた

僕は寂しいよいつでも

僕は独りだよいつでも

探してたものが見つかっても

僕は泣いてるよいつでも


今日の終わりが早いから

皆のところへは行けないな

でも声が聞きたくなるのは

今日も僕はきっと独りだから


僕の良く聞こえる耳、だけど

大切な言葉を聞き逃してしまう

心の冷えた隙間を蝕む痛みは

大切な言葉を求めてるから


裂ける肌、かれる喉、水溜まりの瞼

色褪せる事のない温かさを探した

今日も寒いよ、冷える心、凍えた僕の奥

孤独に追いつかれそうだ

「僕を見つけてよ」


僕の赤に染まった目に映る

大切なものくらいはわかるよ

冬間近の寒さが取り巻く痛みは

大切なものを求めてるから


僕の体は小さいけど確かに刻む僕の鼓動

温もりをいつも望んでた

僕は寂しいよいつでも

僕は独りだよいつでも

探してたものが見つかっても

僕は泣いてるよいつでも


僕の痛みを外に少し流したい確かに滴る僕の孤独

温もりをいつも望んでた

僕は寂しいよいつでも




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