第三話 壊れる鷹
俺は、グリムガンに挑発し、戦闘フィールドから出た。
そこには、春花がいた。
「鷹、あの戦い方は何」
いきなり春花は俺の顔に指を刺し指摘しにくる
「ごり押しの方、それとも罠仕掛けた方、どっちだ」
「両方とも、鷹の戦い方じゃないでしょ」
さすがに三ヶ月のブランクのことにきずいてるし、いつもの戦い方と違うこともきずいてる。
「さすが、幼馴染」
「そんなにあたしも馬鹿じゃない」
(おまえ、いつのの間に馬鹿になった)
「それと、グリムガンの情報 同期するよ」
別に俺は要らない。なんていったら
(情報亡き者には勝利得ず そんなことも知らないのこれで何回目よ)
って言ってくること間違えのなし
「サンキュウー クロツワールの中に俺の情報持ってるのは春花お前だけか?」
「いる、ちょっと前 レベル99の原生生物の情報交換にあたしと鷹の情報交換しゃった」
あきれて声も出ないため息ひとつしか出ない。
「はぁ~」
「一緒にそいつの情報も同期するよ」
そう言いながら春花は俺のダートにつないでくる
ダートと言うのはヘルスのためだけの情報ソフト ダートに入る情報は原生生物の情報、ヘルスの情報 自分のランク クエスト情報 装備 金銭その他機能は20前のケータイと同じ様なものだ。
「そんなことより グリムガンの情報」
「これよ、鷹が人の情報ほしがるなんて珍しいね」
当たり前だ、いまは決闘中だ。それにアイツおかしい起こると顔が変わる二重人格なのか早く確かめたい。
「鷹、グリン怒らしたの、あぁーグリンってのはグリムガン君のことだよ」
「大体わかる 今わかってるのはA0とメインはハンドガン」
すぐにグリムガンの情報を開ける。
「何だこれ」
俺が見たのはソロでの戦歴だ グリムガンソロでの戦歴0パートナーとの戦歴1637 集団戦歴1832
ついでに俺はソロ 10502 パートナー 9311集団0
指揮をしてるくせにぜんぜん戦ってない。なめてるのか それにアイツの決闘すべて勝ってる。おかしいならなぜ、ソロで原生生物を殺さないおかしい、
「アイツの決闘のデータよこせ春花あるだけよこせ」
「良いけど、どうしたのそんなに怖い顔をして」
「アイツ、カメラ外でいかさまをしてるかも知れない」
「えっ 嘘でしょ」
俺は理解した。
「まずは決闘の結果は一回戦は負けてその後2勝2回戦はカメラ外だからその中で何かある」
「洞窟で何かありその後無理やり3回戦負けさせられたって、いいたいんのね」
「そうだ」
俺の推理に春花が食いついた。
「じゃーあたし、決闘をパートナー戦に変えてもらう」
{先生、今の決闘パートナー戦に変えてもらいたいんですか?良いですか}
{あいての許可さえ得られればOKだけど}
春花が先生と会話してる間に俺はデュランダルを研ぐ
「何してるの?」
「見てのとうり」
実剣は使えないはずじゃなかったけ?って顔する春花に対し俺は
「先生に許可を出してくる」
「えっ、そんなのでないよ~」
やっぱいそんな反応しかできないか
「任せろ」
監視エリア
「先生良いですか」
「あら、上田君なんですか?」
「この剣使いたいんですか・・・良いですか?」
「例の石ある」
例の石きょとんとした顔をする春花に対して俺は
「カードストーン 武器加工に使われその効果は一時的に武器を決闘用に変える。それと実戦に使われる武器の攻撃を受けると元に戻る」
カードストーンの使い方を教えると俺はカードストーンをすぐに使った。
「あぁ 上田君相手から例の件OK出たよ」
結われたときには春花のハンマーにもカードストーンを使った
「あぁそれと先生俺たちの訓練モードがなくなったら試合休止にしてください お願いします」
「あたりまえよ」
先生は俺の強引なルール改変をしてくれた
「時間だ行くぞ 春花」
決戦所 洞窟エリア
「鷹どうするつもり」
真っ暗のなかで戦ったことのない春花は大変そうだった。
(デュランダル)
これでちっよとは明るくなった
「月光剣デュランダルのおかげで夜と同じ感じになったから気にするな」
「うん」
春花が弱弱しく返事するが
「あんま声出すなよ、洞窟だからよく響く」
そういうと一気に静かになってくれた。
三分後
「簡単なトラップを仕掛けるぞ 春花壁を壊せ」
「OK」
言ったらすぐに壊してくれた。
一本道の中に不自然な壁ができた。
「これでいい?」
「うん 不自然な壁だから壊すのは当たり前 壊したときに奇襲をかける」
「なるほど もう一方はどうするの?」
俺のトラップとわかりにくいトラップをわかってくれた
「何で2人なんだ」
なるほどって顔をしてくれた。
二十分後
「敵が来ない おかしい」
「じゃー攻める?」
敵の罠だろ馬鹿と目線を送ると、了解って帰ってくる。
「何で鷹は決闘引き受けたの?」
こんなときに緊張感のない質問をしてくる
「なんでだと思う」
逆に質問をする
「一番クラスで強いグリンと戦ってどのぐらいか測りたいから」
「正解」
「ストップ」
どうした春花と合図を送ると
「半システムモード展開 敵 六人 武器実戦用」
春花が半システムモードに入ったこれが春花が強い理由のひとつ
「春花 俺たちの目的は武器の解放するそれだけそれを重視しろ」
「了解 敵マデ3メーター奇襲仕掛カケマス」
「後に続く」
そういい春花は地面を破壊する
「後の処理は俺がする 春花武器に攻撃頼む
「了解」
カードストーン解除
「俺も解除した後は自由にしろ」
春花が大まかな攻撃をし俺が敵を気絶させる。
「半システムモード解除」
そういい半システムモードを解除した春花を抱える
「ごめんな半システムモードの力使わして」
「いいよ鷹半システムは鷹のシステムと左脳両方使わないとだめだから、鷹と組まないと使えないから鷹の力になれるようにあたしがんばるよ」
そういって春花は倒れた。
これで終わりか。
「開放されない あっち側のミスか?それともグリムガンのパートナーのシステムハッキングか」
それなら俺を殺しにくる、本気であいつを殺しに行くしかないな。
40分後
「春花、春花、春花、起きろ」
「何、鷹」
ベシ、鈍い音がした。俺は春花にチョップした。
「起きるのが遅い」
「ごめんごめん」
「春花 今は結界石で特殊空間を作ってる」
春花は直ぐに起き結界石の残りの継続時間を聞いてきた
「後1時間ほど持つ」
俺は結界石を使っている。結界石の中では基本的に傷が消える
「今から俺はアイツをたたきに行く」
「あたしも知りたいから行く」
聞き入れてからは結界石を開放した
「敵の位置を探知できるか」
春花の半システムは距離が離れていれば体力を使うが2メーター以下なら俺は気絶するが春花は体力を使わないそれと半システム解除すれば俺も気絶が解除できる。
「半システムモード展開」
「うわぁ」
そういい俺は気絶した。
「位置観測成功 武器実戦用 敵4体 3時ノ方向200メーター地点道ノリ右ニ1回左ニ1回旋回 システム解除」
位置が測定できたのか俺は目覚めた。
「おはよう、敵は」
「あたしが教える、それと敵は4体ちょっと苦戦になるかもしれない」
「今回はブラットソードを使う」
「だめだよ 鷹あれは」
ブラットソードと言うのは名前のとおり血の剣 春花の半システムモードの二倍疲れる。その代わりそれは、剣に血が触れた時のみ要するに
「今回俺は武器破壊しかしない」
「でっでも」
「それに俺の服黒色で剣も黒色 きっとばれない」
敵地
「(しかけるぞ)」
そういうと、俺は3人の武器を破壊した。破壊した武器はハンドガン4丁ハンマー1つ
「春花、後頼む」
俺はそのまま闇に紛れる
(武器を変えるか)
「地よ崩れよ」
春花の声が聞こえる。この調子なら大丈夫だろ。そう思ったとき
「ギャー」
春花の悲鳴が聞こえるあわてて春花に結界石を使う
(春花はこれで大丈夫か)
「テメーラ今すぐ殺す」
一人目に俺は切りかかる
「グハッァ」
(しまったブラットソードのまま切ってしまった)
「次は誰だ」
俺は吼えた
精神的に俺は壊れた。獣化した。俺は右手にブラットソードと左手にデュランダルの二刀流でグリムガンの剣ですべて弾き他のヘルスに当てる。
『グハッ』
悲鳴が渡る
逃げるものも要れば襲い掛かる奴もいる。襲い掛かってきた奴はすぐに切り残りは逃げたものは壁にぶつかり気絶した。残りはグリムガンのみ
「これ、なんだと思う」
グリムガンが持っていたのは春花の結界石だった。結界石は基本石だが中にいる人とリンクしている。砕かれれば中の人も痛みも感じ結界が解除される。そのせいで結界石は珍しいが高価ではない。
俺にそんなことは聞こえない。
俺はグリムガンの両腕を切り裂いた。
ブジャ
俺はグリムガンに切りかかろうとした。そのとき
「鷹やめて」
起こった顔で春花が止める、そして結界石を投げつける。
「グリンも降参して」
「おっぉう」
そういってグリムガンは降参した。
{勝者 上田 鷹 決闘勝者 上田 鷹}
これで、すべて終わった。
クロツワール
「春花も悲惨な目にあったね」
「そんな事ないよ由美」
え~うそという顔して由美か聞く。
「結局グリンは3ヶ月の処分 鷹は結界石の中で直ったけど明日のクラス対抗戦1クラス大変そうだね」
「あっ それと上田君が指揮すんでしょ」
その回答に春花が答えた。
「鷹が最前線に出てみんなはそれの支援それ位でしょ」
由美がなるほどとする
「でも明日の対抗戦面白そうだね」
(鷹あたしは負けないよ)
「それと~ハル上田君とはどういう関係?」
由美がうらやましそうな顔で見つめる。
「パートナーで幼馴染なだけ」
「おんとに~」
「ほんとだってば」
顔が赤いっと指摘され
「ホントは上田君のこと好きなんでしょう」
「違う違う違う」
つい焦ってしまう。そこに由美が突っつく
「そんなに否定するって事はそうとうきになってるんだなね~」
「ぅん」
春花が小声で返事する