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惑星 陽炎   作者: 一林 冬馬
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第一話 飛べない鷹

2035年 日本人は宇宙進出した。



陽炎ワープ完了

「イヤーそれにしても、エリア1は広いな~」

「そうか~ 陽炎って地球の三分の一しかないのにね」

最初にしゃべったのは 上田 鷹 17歳 それと相棒の 水島 春花 15歳 陽炎というのは宇宙の中でもっとも地球に似た惑星であり、資源がいっぱい取れる星であった。

どうしてこんな、若い人を使うというと、戦闘を子供のころから詰まれ、12になったころには国ひとつ潰せる位までの改造人間ヘルスだ。最もヘルス以外でも陽炎にはよく来る。

3年間ヘルスによって陽炎も人が住める位になり、やっと資源が取れるようになった。



エリア1市街地

「久々に着たけどだいぶ人が増えたな」

「そりゃー3ヶ月だよ鷹、その間あればすぐに発展するよ」

春花がそんな事いってることを無視して、鷹は鍛冶屋へ行った。

「おじさん、久しぶり例のものできてる?」

「おー鷹、久しぶり3ヶ月ぶりか。あれならとっくにできてるぞ」

「サンキュ おじさん」

そう言い、俺は鍛冶屋のおじさんから古びた剣と魔鉄をもらった。

「もー鷹いきなり消えないでよ」

剣をもらった後すぐに春花が来る。

「三ヶ月、前と変わんないな」

ぶつぶつ、おじさんが言ってるがはるかの声でほとんど聞こえない。

(聞き返すことでもないだろう)

「おっ 春花、背中に紙張ったぞ」

「知ってる、だからすぐ見つけれたの」

「じゃー早くエリア4いこーぜ」

「あーこら鷹勝手に行くなー」


エリア4

「あれここってこんなデッカイ建物あったけ」

一辺180メーターの敷居に中には城みたいな建物

「あーここ、アグネシア様の城」

「アグネシア?誰だそれ」

「噂では、死者を蘇らす事に一生を費やしてる人 城からはほとんど出てこないらしいよ」

今時黒魔術ね~と、心で思いながら

「何でも、アグネシア様昔はヘルスで、うーん1年前にできたんだっけ、この城」

(アグネシア聞きおぼえのあるそうな、ないようなまあ言いや)

「鷹、エリア4ほとんど原生生物出てこないよ」

「えっ、 そうなの~」

すごくがっかりしている俺に春花が

「でも、あそこだけはまだだったよ。あそこはほとんど人が寄り付かないからかな」

「そうなの」

春花がそういった瞬間すぐに俺が元気になったでも春花もそこには近ずきたくなかった。

「でも、あたしあそこ行きたくない」

「何でみんな不の洞窟いかないの~楽しいところなのに」

「真っ暗の中ずっと戦っていられる鷹がおかしいの」

そういいながら春花は帰ってしまいそうになる

「真っ暗のほうが戦いにくいから良いじゃん この先真っ暗な中で戦うかもしれないのに」

「練習にしてはすご過ぎるからいやなの 鷹は気配だけで戦えるから良いけどあたしは無理なの」

「そんな言い切るなよ」

「無理なものは無理」

「何ですぐあきらめんだ」

何でこんなことでむきになってんだ

「そんなのあたしの勝手でしょ」

「じゃぁ俺も勝手にさせてもらうよ」

「好きにすれば」

「そうさせてもらうよ」




エリア4 不の洞窟

(やっぱここは落ち着く)

!?

「なんだ、こうもりか」

ランプで洞窟を照らすと

(三ヶ月でこんなに荒れるか)

「おっ 何だこの穴」

そこには深さ30センチ直径1メーター程の穴がある

「晩飯はこいつの丸焼きだぜ」

最下層まで行くのには時間がかかったが、それほど危険じゃなくなってる

「春花のやロー嘘つきやがって、アイツあれ以来ここに入った形跡ゼロじゃねーか ここもだいぶ攻略されてる、なんて不愉快なんだ」

そーぶつぶつ喋っている内に

「夕飯ゲット」

システム起動

敵推測 原生生物レベル52 高さ3メーター 重さ2トン 弱点  四足の内の一箇所の破壊

「レベル52 やりがいがあるぜ」

(距離30メーターほど、 まず様子見る)

そう鷹がつぶやくといきなり剣を地面に刺す

(まずは地面を崩して足場お壊す)

「ウガァーォ」

原生生物が叫ぶと岩が飛ぶ

「あぶねっ」

すれすれのところで岩を切る

「八つ裂きにしてやるー」

そういうと狭い洞窟を利用して切れば壁を使い反転し切りかかりそれを12回繰り返す

「久々に反射十六切りしたけど12止まりか」

そんなこと言いながら出口に向かうと

「あれ、入り口こんなとこだっけ」

(来た入り口と出口がちがうなんて今までなかったのにな~ここどこだ)

システム起動不可エラーエラーエ・・・

俺が周りを見ても森しか見えない

「ここは・・・」

エリア4 秘境

「システムが使えなかったら敵の弱点が見えない、まぁ目が使える分まだましか」

奥に行くにつれ敵のレベルが上がっていく

(ソロのごり押しで勝てるから20位か)

そんなことを思いながら最終エリアにたどり着いた。

そこには、人型の石造と新たな洞窟入り口はふさがっているが壊せば中には入れるぐらいの薄い壁。

だがなぜか、俺には壁を壊すことができなかった。

「くそ、何だこれ」

壁に触った後いきなり強力な重力かかかった。

「原生生物まっでっきやがった」

(ここじゃ助けも来ないかこれで終わりか)

「おいクソガキ、勝手にくたっばってジャネーぞ」

そう言った、おじさんがいきなり周りの原生生物を剣をなぎ払った。

「あんた何者」

「アグネシア ただのヘルスの落ちこぼれ」

(アグネシア?黒魔術の変人か)

「それは父だ」

「あんた、何者」

そう鷹が答えると、簡単にトリックを話してくれた

「アグネシアと言うと父のほうが有名だから、それにお前は感情が顔が出やすい、簡単なことだ

ホラこの石触れ」

言われるがままに触ると重力が消える

「サンキュ アグネシア」

そう言うとアグネシアはどこかへ行こうとする。

「どこへ行」

「エリア5行きの転生ポイント、ついでにお前も来い システムの修理しなければいけないだろ」

(エリア5聞いたことがない新しく開かれたエリアか)

「お前の名前を聞いてなかったな」

「あぁ、上田 鷹」

そう答えると、アグネシアが変な質問を投げかけてくる。

「お前、クロツワールいかなくてもいいのか」

「クロツワール何だそこ」

「地球で言う学校だ」

(そんなのできたのか)

「もしかして不登校生」

(不登校も何も学校自体あったことも知らない)

「それなら一緒に学校につれってくれ」

「転移ポイントまでここから4キロほど 結構遠いけどいいか」

「べつにかまわない」

「後でここの地図を写してやるからまってろ それと、システムはエリア5の転生エリア近くの店で直せるからな金は結構かかるから勘弁しとけ」



エリア5

「もう夕方だな」

「おい、鷹お前寝床あるのか」

(家ぐらい誰でも持ってるって)

そんなことを言いながら鷹はこんなことを言い返してやった。

「あんたこそ家を持ってんのか」

「そんな子といってる余裕があるぐらいなら持っているんだな」

(三ヶ月ぶりの冒険そこそこ楽しかったな)

「システムも修理させてもらったし、じゃー俺帰るぞ」

「アグネシアありがと」

そうやってアグネシアと分かれると鷹はシステムを起動させる。

システム起動 コールモード 水島 春花

「もしもし春花今どこにいる」

「何のんきに電話してるの 馬鹿心配したんだから 何回もコールしてたんだからね」

大声で春花が喋ってくる

「うるさい春花ちょっとは静かに喋れ 今どこにいる」

「クロツワールって言ってもわからないか」

「エリア5の転生ポイントからどの方角で何キロだ」

「南東7キロあたし今からそこに行くからその辺でぶらぶらしてて」

「わかった」

言われるがままに1時間ほど待っていると

「遅い」

俺がイライラ待っていると

「ゴメ~ん、待った」

「顔を見ればわかるだろ」

「そっ、そうだね」

「ジャー帰るぞ」

そういいながら二人は帰っていった。


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