1:1出会い
本作が初めてになります。よろしくお願いします。学生時代に書いたやつに付け足してます。
不定期更新です。
初めまして。私、小鳥遊有希といいます。
明日の小テストのために学校に歩いて戻っています。許可証を持って来たから多分手続きとかいらないだろう・・・。
警備員さんにペコリ。そしたら、「なんか校内で点検とかしてるみたいだから気を付けてね~」となんか気の抜けた返事を頂戴した。
というわけで教室に行って、無事、古文の教科書と単語帳をゲット。
「セ~フ・・」ふ~っと息を吐いたときに聞こえてきたのはガシャンという破壊音だった。
「どこか工事してるのかな?」
まあいいや。すぐに帰って勉強しなくちゃ。ガシャーン!とまた音がして、ドアがぶっ飛ばされた。
「はっ?」いや誰だって目の前でドアが吹っ飛ばされたら驚くでしょ!?それにさ、その奥から黒い靄のついた、変なのがいたら怖いでしょ⁉
「うおりゃぁぁぁああああ!!」なんか男の子が出てきて変なのを2つに切って吹っ飛ばしたんだが…。
「はぁあああああ⁈なんで一般人がここにいるんだよ⁈」
「まあまあ落ち着いて茜くん。(茜じゃなくて嶺焔だ!!)困惑してるよ?」
いや。困惑も何も意味不明すぎてわからんのだが・・・。
「そうですね。もうすぐ浄化し終わるので、それまで、光弥君に守ってもらいましょうか。」
「りょ。・・・名前は?」
「小鳥遊有希です・・・」
「りょ。藤黄光弥。よろしく・・。」
「はい」
というわけでなんだかわからないままに保護(?)を受けることになりました。
「ぼくは浅葱縹。でこっちが茜君」
「茜じゃねー--!!赤朽 嶺焔だ!!いい加減覚えろっ!!」
「フフフ 私は千草璃寛です。よろしくお願いしますね有希さん」
「よろしくお願いいたします?」
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「うわぁ・・・・・」ついたのはすこしひらけたところ
「ここ・・簡易拠点。建物も物もないけど拠点は拠点」
「あとなんですかこれ・・・」
「この子達は瘴気に飲み込まれた妖たちだよ」そこにはあまりにもたくさんの妖(?)がいた
「妖ってもっと怖いイメージだった」かわいい子から美しい子も少し怖い子もいたけど、そこまでこわいというわけでもない。
「はぁあああああ・・・おわったぁああああ」
「あっ・・・みんなもどってきた・・・」
「おいボスに報告しに行くそ」
「私はここのひとたちを狭間の町に送り届けなければなりませんし・・・」
「ぼくも結界のあと始末をしないといけないし、それに今回はあんまりにも多くの妖が被害にあったみたいだから、千草を手伝うよ」
はじめまして。蒼穹彼方です。よろしくお願いします。