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例えばこんな考察も。

「ド畜生!!!自由人どもめ!!」 

 シンイチが怒りの炎を燃やしている隣で、車椅子の悪魔・黒井ベルがナナに椅子を押され大男の前で顔を見上げていた。


「おい貴様!こっちを向け!」

 男は完全に目の前のベルを無視し、シンイチとカラビラを監視している。


「・・おいアンドロイド、貴様に聞きたい事がある、質問に答えろ」

 黒いオーラで圧を高めるベルに対し、首を数㎜動かすだけでベルを視界に入れるシュワルツっぽい男は

「オレはアンドロイドではない、iPhonだ。

 ユーザーで無い貴様の質問に答える理由は無い、それが未来スマホのセキュリティだ」とか言ってる、未来スマホって・・・


・・・・・・「おいシンイチ!いつまでもソイツといちゃいちゃしてないで、コイツに質問に答えるよう命令しろ!」話しにならん!


「なんでオレなんだよ!

 あとイチャイチャなんかしてねぇから!」

 いきなり声を掛けるなよ、ビックリするだろ!


「い・い・か・ら・このデカ物に命令しろ!ガキ!

 お前のオヤジ達が隠してたやつだろ!」


 ジョンじゃない子供の命令とか聞くとは思えないけど、一応はオヤジ達の関係者だから・・・どうかなぁ。


「えっと・・」「ip850だ、お前が契約者か?」


「々 シンイチ、性別 男、200X年現在7歳、住所は・・・」

 次々とボクの情報を開示するiPhone?セキュリティはどうしたんだよ!?


「ストップ!ストップ!」

 それ以上の情報開示は個人情報保護法に抵触するよ!


「お前が契約者で間違い無いようだな。

 調べ物か?質問しろ、

 Googl・Wikiped検索してやる。知恵袋での回答には24時間まて」

 

 シンイチの口元に集中しているのか、動きを止めて質問を待つip850。

 音声認識と読唇術の併用ですか?


「シンイチ、そいつにオレの質問に答えるように言え。

 込み入った話だからお前は聞くなよ」

 凄く睨んでます、なんだよ、そんなに怖い顔しなくてもいいだろ。


「・・というわけで、ベルさんの質問・・あっちのヒトの質問に答えてほしい、出来る?」

「・・・可能だ契約者、だがその場合、ユーザーの乗っ取り・個人情報の閲覧・アダルトサイト等の危険なサイト閲覧・登録等の危険がある事を了承しろ」


「え?・・エロサイトとかみるの?」

「しねぇよ馬鹿機械!オレはお前の来歴について聞きたい事があるだけだ!」

 

 他人にスマホを使わせる危険を教えるip850。

 スマホは個人情報の塊だから管理は重要。


・・・・・・・・・・

 

 シンイチを片手で追い払ったベルと、彼女の顔をサングラスに写すip850は感情無く質問を待っている。


「では質問だ、お前は西暦何年何月からやって来た?

 どこで製作されたんだ?」

「西暦2031年サイ〇ーダイン社製だ。

 米・カリフォルニア州帆北部・サンフランシスコ・通称シリコンバレーで製造されたと記録にある」


「・・合衆国製か・・なら日本製ロボの事は知らないか?

 ぁ~~う~~~ん。

 まあいい一応次ぎの質問だ。

 お前は青いろの猫型・・達磨のような姿をしたロボの事を知っているか?私はソレを探しているんだが」


 青色の猫型?ソーニー製の介護ロボの事だろうか?それとも夢溢れる児童書の。


「・・・回答。

 青色・猫型・達磨型ロボで検索・・・なぜか猫型ロボが大量ヒット。

 更に検索・・・ヒット。

 漫画神の一柱、藤子Fが創り出した正式名称[特定意思薄弱児童監視指導員]子守用猫型ロボの事か?」

 

「そうソレだ、この時代・・この世界で存在するかいなか、もし存在するとすればどこにある?」


「・・・回答・・・不明だ。

 現在この世界の科学技術では製造は不可能。

 だが特定意思薄弱児童監視指導員は『未来からやって来た』との記述が残っている。 この瞬間世界に存在しないとは断言できない」


 その特定意思薄弱児童監視指導員ってのは止めようね、子供達が泣いちゃうから。

 なぜ?だって?・・・ドラと一緒にいる少年は、意思薄弱児童って未来の[世界]に認定されているって事ですよ?

 

 未来世界の認定がどんなシステムで、どんな項目をもって確定されるのかはわからないけれど、公式に政府から意志薄弱児童って言われるのその子供にちょっとね?

 あんなに映画とかで頑張ってるのに。


「ガキが夢見てんじゃ無ぇよ・・・ああお前は本物のガキだったか。

 でもな?ガキの夢を覚ましてやるのは大人の義務だ、いいかシンイチ!


 世界でたった1人、ノビの所だけにドラがやって来たって事は、つまり世界でたった1人、監視指導員の派遣が認められたって事だ。

 ノビはそれだけ意思・・・う~~ん、その辺は難しい所なんだが・・・」


 ベルは言葉を選びつつ言い淀む。

 それはまるで隠された別の事実を知っている・事実の尻尾を掴んでいる、そんな雰囲気だった。


「ドラってのは、このオレが一応真面目に探しても、まだ影も見つける事も出来ていないんだよ。

 それってのはつまり[どこかに隠れている]か、それとも[どこかに隠されている]って可能性が高いんだ。

 未来世界のロボでありながら[目立たない]・[見つけられない]そんな事はありえないだろ?」

 周囲の人間が放って置く筈が無い、分解してでも未来の技術を手に入れたい、そう思う大人は絶対にいるはずだろ?


「確かに。

 未来から来たって事が子供にすら周知されているなら、未来を知りたい大人が・・・政府が放って置くわけが無いし・・あの科学技術をわずかでも手に入れる事が出来たら数百億円以上の価値があるかもって・・・」


 未来の技術を手に入れ、先に特許を申請しておけばそれだけで大金持ちだ。

 さらにその特許技術が汎用性があって使える物なら、世界技術のレベルを押し上げるような事にも繋がる。


「そんな未来技術の塊がどこを探しても見付からない・・・つまりは何かの事情で未来に帰った・もしくは停止していて、どこかに保管されていると考えるべきだろう。


 未来に帰ったなら問題は無い、だが・・・どこかに保管されている場合は状況がちょっと変わる。


 つまり・・・停止したドラがいつか起きる可能性がある。

または[起こす者を待っている]と考えられる。

 そしてドラを起こす可能性が一番高い者、もっともドラの近くで家族同然に過ごしていた者は数人に絞られる、その1人がノビだ」


 未来のロボを起こす・・止った機械をなんとかして再起動させる、それは余程その機械に詳しくないと出来ない。

 未来技術を解析し理解し、実戦する知識それって・・・


「そうだ、ノビの知識が未来の科学技術に知識が余程せまっていないと無理な技術だろ。

 原始人が飛行機や車を修理するような物、それが出来る者は原始人ではあり得ない、その世界の人間を一つ二つ飛び抜けて進化した別の人間だ」

 

 例え目指すべき目標・お手本が目の前に有ったとしても。そう言ってベルは口を紡ぐ。


ネットミームの一つだったりして。

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