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桃太郎?
「追いかけよう。でも船はあいつに取られたよ。」「おい鬼!他の船は無いのか!」「あるよ。ついてきな。」そういって今度は船置き場に連れていきました。ところが船は一隻もありません。「ん?おかしいな。いつもなら船がワンサカあるのに。あれ、なんだこの大量の足跡は?」よく見ると大量の足跡があります。桃太郎は「は?どうして?どういうこと?」大将は足跡を見て「これはアイツラが逃げるときの足跡だな。いつもそうだ、足を必要無いのに広げる。何か怖いものにでもあったんだろう。」「あ!あの時か!」桃太郎は数回前の話で刀を抜くと鬼達が極度に怖がって逃げていたのを思い出しました。
「おい!他に船は無いのか。」「無いな。」「じゃあ木は?急いで船を作ってやる」「木もないし、材料になるものも無い。人間から奪って生活してるからな。」
ちくしょーーーーーー!
お終い
まあこんなものです。お付き合いいただき、ありがとうございました。