表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺、私の望んだ世界  作者: 佐倉志保
序章
4/25

美少女になった俺がお出掛け

今回はわけるの面倒だったので長くしました。


朝、いつも通りに起きる。昨日は色んなことがあったせいか普段より寝不足だ。何故かと言うと昨日は俺が女の子になってしまってた。原因はわからないがまあ今のところは何ともないから良しとしよう。

「昨日のこと夢だったらいいなぁ.....それは無いか。」

当然だ。声が男の時と違って女声になってるのだから。

「お風呂行ってこよ。」

それから階段を降りたが洗面台に向かうと朱里と目があった。

「あっ!葵君、おはよう」


「えっと.....おはよう?」

普通に挨拶を返したが何故、朱里が家に居るんだ?

「なあ?朱里が何故、ここに居るんだ?」

まぁ誰でもそう思うだろう。朱里はこの家の人じゃないし。

「葵君を待ってたのよ。ちょっと用があってね♪」

何か顔がニコニコしてるし丸わかりじゃん!

「用って何?」

手短にお願いしたいところなんだかな。

「葵君って下着とか男物しか無いでしょう?だからわたしが使えなくなっものあげる。多分胸のサイズも見た感じわたしと同じだと思うから。」

そうか.....下着ねぇ~って、え!女物を着けるってこと。

「マジで?」


「当たり前でしょう?そうしないと胸のあたり違和感案じるでしょ」

確かに胸のあたりがたらんと下がっており落ち着かない。仕方なく着用する事にしょう!

「わかった。じゃあ着用の仕方も教えてくれよな」

俺はちょっと照れた感じに言ってしまった。恥ずかしいのは山々だ。

「素直な葵君はわたし好きだよ。」

また超ド級な発言はやめてくれよ俺の対応が困るからさやめてくれ。勘違いしてしまうだろう。今の俺には関係無いが(女だし。)

「俺、言っとくけど昨日久しぶりにお前に会ったんだからな。」

色々事情が有って会わなかった...嫌、会いたくなかった。俺は心の中で暗いことを考える。

「はい。OKだよ。出来たよ。一通りの事を説明したからわかるよね」

やっと終わったから解放される。朱里には本当は会いたくないけど今は朱里しか頼れないから仕方ない。っと考えてたら

「お~は~よ~」

兄さんが起きてきたか.....うん?待てよ。今の俺って下着姿じゃないか。ヤバい相当ヤバい。

「って、ん.....これはどう言う状況ですかねぇ。えっとお前が居て葵が『下着?』姿で何してんだ?ぐっ.....」

最後の反応ようやく兄さんこの状況に気づいちゃたよ。あーここは『きゃゃー!』って叫ぼうかな?別に今の俺は男じゃないし。

「何見てんのよ。」

うわぁ~朱里さんの目が鋭い目つきに変わって怖いですなー

「嫌々待て!不可抗力だろ!俺は覗こうと思って来たわけじゃないし別に葵の下着姿見て興奮してないし。(俺は別にお前の方が)ブツブツ」

ん?何かブツブツ言ってるぞ?それは良いとして早く自由になりたい。



「ねぇ?服買いに行かない?」

突然何だ?服?買いに行くってもしや.....

「葵君は、女の子の服持ってないんだから買わなきゃ駄目でしょ。だから今から行こうって思ったの。」

だろうな。想像出来てた。多分いつかはそうなるだろうと思ってました.....ガク。家から出たくない。今の姿で

「ん?お前ら何処か出掛けるのか?だったら俺もお供するぞ。だってお前ら二人で外に出ると色んな意味で危ないだろうし。」

いつもふざけてるお馬鹿な兄が今日は珍しくイケメンな対応だ。

「それもそうね。(多分、葵君の姿を見るとナンパしてくるかも知れないし)海斗君ありがとね。」

良い雰囲気だなぁ。羨ましいわ。

「まぁ服選びは二人で見てて良いから俺はついていくだけだからな。俺のことは心配しなくても時間かけて決めてくれよな。」

やはり今日の兄さんは可笑しい。でも頼れる兄だと感じた瞬間だった。



朱里side1

「ん?お前ら何処か出掛けるのか?だったら俺もお供するぞ。だってお前ら二人で外に出ると色んな意味で危ないだろうし。」

へぇ~たまには良いこと言うじゃない。それと.....ちょっとドキッとしちゃた。えへへ♪

海斗君.....本当にありがとうね。


朱里side1END


近くのシッピングモールに来たけどここからが試練だなぁ。そう.....俺は今、朱里に貸してくれた服で来てる。スカートを履いたことがない俺は妙に下がスウースウーして落ち着かない。しかも可愛い感じの服だ。街中で歩いている人達は此方にジロジロ見てくる。恥ずかしい。

「なぁ。俺恥ずかしいんだけどどうにかならない?」

一様兄さんと朱里には言った。だが思わない言葉が返ってきた来た。

「我慢しろ!」


「葵ちゃん可愛いからこれは罰ね。」

二人とも冷たい.....もう嫌だ。

「じゃあ俺はそこら辺うろちょろしとくから終わったら電話かけてこいよ。後、何かあったら電話をかけて俺を呼べ!わかった?」

凄く兄さんが心配し過ぎてしつこい。大丈夫だっての。本当、心配性だな。

「じゃあ行こうか。葵ちゃん(笑)」

嫌ーちゃん付けはやめてくれ。もう顔が笑ってるし。絶対兄さんと朱里は遊んでるって、似た者同士だな。そうだなーここは俺も女の子ぽい喋り方で言ってみよう。

「わかったよ。朱里ちゃん。服選び楽しみだなぁ.....えへへ」

もう男してのプライドを半分以上捨ててしまった気がする。自分で言っときながら後悔するって俺ってバカ、地雷踏んじゃってるじゃん!

「......」

あれ?どうしたのかな?

「おーい❗大丈夫?」


「ふぇ?な...何でもないわよ。余りにも葵ちゃんが言わなそうなこと言うから驚いたって言うかもう女として負けたと言うか.....はい」

えっ!もしかして意外と効果抜群?女性で抜群なら男性の場合は殺傷力MAXだな。今度兄さんに試して見るとするかな?

「じゃあ服選びはしましょうか」

それから俺は朱里に着せ替え人形見たいに扱われてしまってそれはもう大変なことだ

「このワンピースも可愛いしでももう春ぽい感じの服の方がそれとも袖なしのノースリーブとか似合うかも。」

まぁこれは重症だ。確かに着替えたもの大半は凄く似合っていて鏡を見たら可愛い美少女だ。何か俺じゃない感が半端ない。結局時間をかけて沢山の服を買った。これはバイトもっと頑張らないと今月の俺の金額が危うい。って待て!バイトって今の俺は女の子だ。今のバイト先では駄目じゃないか。はあ~新しいバイト先探さないとなぁ

朱里遅いな。ジュース買いに行ってからまだ戻ってこない。

「ねぇ~そこの可愛い君。俺達と遊ばないかぁ?」

うわぁ出たよ。ナンパだ。しかも二人組だし金髪でいかにもチャラそうな格好してるし。こんな奴らと関わりたくないしここは丁寧に断ろう。

「ごめんなさい。わたし今友達を待っているから。」

これならどうかな?上手くいったはず。

「じゃあ俺達もその友達来るの待ってあげるからさぁ~それとその友達も俺達と一緒に遊んだらいいんじゃない~」

これは諦めてくれないタイプだ。本当、男だった時もこう言う輩は好きじゃなかったんだよなー。

「嫌、本当に迷惑ですから他を当たってください」

そう言った瞬間

「そうだ。兄貴、この子脅したら素直になるんじゃないっすか」

今まで黙ってたもう一人がそんな事を言い出した。ヤバい。

「そうだな。それは良い提案だな。」

早くここから逃げたい。帰りたい。兄さん、朱里って兄さん確か何か言ってたな。『何かあったら電話をかけて俺を呼べ!』って言ってた。でも今は電話かける隙もないしどうすれば。

「じゃあ~何から痛めつけてやろうかな。ふっふ」


「誰か助けて!」

うっ。目を閉じてた何も去れていない?どういうことだ?っと目を開けるとそこには

「誰だてめぇ」

そこに居たのは兄さんと後、もう一人知らない男の子がいた。

「それは俺が聞きたいね。大丈夫か葵!」


「兄さん.....」

助かったのか。それともう一人は誰何だろう?

「なあ?あんた達はもっとナンパの限度を考えた方が良いと思うな。流石にこれは酷いぞ。」

知らない目の前にいる男がナンパ達の手を掴んでる。

「ちっ、わーたよ。行くぞ。」


「待って兄貴!」

そしてナンパの二人はどっかに走り去っていった。はあ~助かった。後、怖かった。あっその前に兄さんに事情聞かないと。

「兄さん.....その人は誰?」

そう俺は答えた。

「ああ。こいつはゲーセン行ってたら仲良くなった奴さ」

ええー!兄さんも今日、仲良くなったばかりの人!

「蓮、紹介してやるこの子が俺のお...妹だ 」

さっき明らかに弟と言おうとしたよね。危なすぎ。

「はじめまして九条蓮と言います。それよりは大丈夫だったか?」

九条...さんか。

「大丈夫です。それより助けて頂きありがとうございます。」

そう言ってペコリ頭を下げた。

「まあ何だ。とりあえず良かったわ。ありがとな蓮。一緒に来てくれて。」


「まぁ色々ゲーセンで助けて貰ったし貸しでやったまでだ。」

何の話だろう?まぁ二人の話だから俺は何も言わなかった。そう考えてたら朱里が心配そうに戻ってきた。

「大丈夫!葵?怪我とかない?聞いたよ。今さっきここで争ってたんでしょ?」

やっぱりもう噂になっているのかー。

「大丈夫だよ。怪我してないから。この人と兄さんが助けてくれたから。」

朱里がその蓮って言う人と兄さんの方を向いた。

「海斗君ありがと。」


「嫌、俺はなにもしてないぞ。したと言ったらもう一人の方を止めてた。だからお礼するなら蓮にしてくれ」

兄さんはそう良い朱里は蓮の方に向いた。

「えっと、この度は葵ちゃんを助けてくれてありがとうございます蓮さん」

お前が丁寧にお礼を言ってるの珍しくなぁっと兄さんが言いそうなこと思ってしまった。

「良いんですよ。これも海斗さんの貸しなので」


「ねぇ海斗君。海斗君何かしたの?」

朱里はジト目で見てた。

「俺は何もしてないぞ。ゲーセンで色々あったんだよ。お前が思っていることはしてないからな。本当だぞ!」

海斗は笑った。多分笑いながら言ってた。

「ん.....」

兄さんが笑うの久しぶりに見たな。いつも作り笑いで悲しい顔をしてたから俺は今、この瞬間嬉しかった。

「ん?」

蓮さんに見られた。見られちゃたよ。何なんだろう?でもいいや、今日は疲れたので帰って休みたい。今日、1日も疲れたなぁー!







読んで頂きありがとうございます!

書いてて思ったのは眠たいです。

ちょっとばかり眠たかったので内容が変になってるかもしれませんが次は面白くしたいです(これ何回も言ってるのにシリアス展開にしたい)誤字、修正などありましたらご了承下さい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ