特別実習の謎に迫る!②
お久しぶりです。多分あれから日がたちました。時間が掛かりましたけど戻ってきました。後、タイトルを少し変更しましたけど今だ正確なタイトルは決まってないです。(あまりにも長いタイトルだから良いタイトルを探してる。ボソッ)
昨日は色々あった。色々ってのは説明しようとしたら長くなるからやめるが簡単に言うと謎の手掛かりである人物に出会えた予感がしたことだ。その人物こそ昨日のカフェのウェイターさんなのだ。歳は俺と同じであるので例のD組の男子生徒と言える。だがしかし、情報とちょっと違っていた。それは、四宮さんが話していたことと全く違っていたからだ。見た目、外見が別人と呼べるレベルだった。その場にいた四宮さんが気付かない時点で可笑しい。まあそう言ってもたかが予感がしたから確証は無いけど。今日で実習の謎を暴いて見せる。
───1-B教室
「「おはよう!」」
「なあ昨日、発売されたゲームが───」
「お前、昨日彼女と───」
今日も1Bの教室は賑やかだ。とっ言っても俺には関係ない。だって今だ.....クラスに友達が三人しかいないのだから。自分で言ってて落ち込むぐらいだし。
はぁ~今日も憂鬱です。
「おはよう~」
「あっはいはい、おはようです.....って」
俺の机の目の前にいたのは彩香ちゃんだった。しかも超ニッコリした笑みで。
「ちょっと顔がニッコリしてて怖いのですが...」
「あのね。よく聞いてくれる?」
「ああ。わかったから聞くから」
そのひきつった顔を早くやめて。とても怖い。
「勉強が地獄で助けてよぉ~」
「はぇ?」
彩香ちゃんは俺に泣きついてきた。なんだ!そんな事か。
俺はさっきまでの恐怖心が一気に冷めた。
「テスト勉強~イヤ~だー。」
「泣きつかないでそれと周囲に目立つからやめようね、ね?」
「う、うん!」
後、一様これもあげとくか。
「え、くれるの?」
「ああ。大切にしてくれるとわたし、嬉しいなぁ~」
「わかったよ。大切にする。後、勉強も頑張るから」
やはりな。目の前にいる神崎彩香は今回の検証結果によりわかったことは一つ......ちょろすぎる。でも可哀想なので今後は使わないでおこう。
あれからいつも通り時間が過ぎていき気づいたときには昼休み。
さて動きますかな。今日の昼休みはちょっとばかり長くなりそうだ。
「葵ちゃん、お昼一緒に.....って居ない。何処に行ったんだろう?」
───1-D教室
ここが四宮さんのクラスであの例の男子生徒がいる教室か。ちょっと他のクラスの教室に行くのは初めてだから緊張するなぁ~
落ち着け俺、大丈夫、
俺は教室の扉をそ~と開ける。
「失礼~しま~す」
俺が少し小声で言うと近くにいた生徒がこちらを振り向くと同時に他の生徒も俺の方に振り向く。
「おいあれ、例のB組の.....」
「どうしてうちのクラスに」
「何故、綾瀬さんが」
「何々、何事?」
一気にDクラスが騒がしくなる。今は俺にはあの人に用があるので周りの声は無視して目的のあの人がいる席に直進する。
「あの~」
「ん?」
俺は一言声をかけると彼方も俺の方を見る。
「おいおい、あれ」
「何であいつの所に」
「綾瀬さんもどうしてこんな暗い人と」
「何々、何事?」
おいおい、周りの目線が痛いよ。それと酷い言われようになってますよ貴方。さて俺は次、どう答えたら幸いなのか。この人の地位の為に余計な噂を出さないために.....と思ったが
「ここじゃあ...周りが...目立つから...表で話さないか?」
小声で俺に向かって呟く。良く聞き取れなかった部分もあるが何となく理解できましたよ。
「そうですね。確かにここでは目立ちますし行きますか」
俺も小声でこの人に向かって呟く。
そして俺らは教室の外へと出る。その後、Dクラスの人達は色々と呆然とした顔で此方をずっと見ていた。
───屋上
あれから一番目立たない屋上へと行った。さてとそろそろ本題へと行きましようかな。
「それで?話とは何ですか?」
相手側から聞いてきた。これは驚いた。さっきまでの雰囲気が全く違うのだから。やはり予想通りだったか。
「ええ。長くならない話なので心配しないで下さい。」
「そう。手短にお願いしてくれ。俺にも時間がねぇーから」
相手もそう言ってるから手短にいこうか。さて何から話そうか。
「貴方、知ってるんでしょ?あの例の事も」
俺は素直に例の事『特別実習』について聞いてみた。
「ああ。あの事か、知ってるさ。」
「知ってるなら何処まで知ってるの?」
ちょっと相手に追い詰める感じて言い返す。だがそれから俺は衝撃な事実が明かされた。
「なぁ!そ、それって」
俺は衝撃な事実を知って体が動けなくなる。
「じゃあ次は俺からの質問だ。」
質問?何故か今度はあっちからの聞きにきた。
「お前は何者だ。それとお前は昨日の午後何してた?」
え?俺の頭脳は思考停止した。それだけ俺は驚いていたのだろう。ちょっとないして再び動きようやくさっき言ってたことを理解する。
「なるほどね。自己紹介してなかったけどお、わたしは綾瀬葵って言います。それと昨日の午後は───にしていただけだよ。」
俺はこの人にそう伝えておく。
「ああ、そうか。じゃあもうお前...綾瀬さんには用はない。じゃあ俺は帰るわ~」
そう伝えてこの人は帰ろうとする。あれ?俺は肝心な事を聞いてないことがひとつある。
「ねぇ、ちょっと待って。貴方の名前、何て言うの?」
一様名前は少し知ってるが確認の為に聞いておく。
「ああ?そうだったな。一色空だ。覚えなくても良い」
一色空......か。やれやれ俺も調子狂うな。これも何かの縁って奴何だろう。
さてと俺も帰りますとしますか。人生、知らないことが多い方が幸せなのが実感できた気分を感じた昼休みだった。
───放課後
それは突然と言っても必然的。ある放送がこの学園中に響かせた。
「「なんだ?」」
「「何々?」」
突然の放送に驚く生徒たち。それも無理とは言わない。誰でも突然何かしらのことが起これば驚くだろう。正直、俺も驚いた。まさかこのタイミングで俺の嫌な予感が的中した気分そのもの。半分正解で不正解。先ずはこの放送を聞くことにしよう。
『突然の放送で皆さん驚かれていますがご心配なく。わたしは生徒会長の藍沢瀬奈です。』
「生徒会長が直々に!」
「どういうこと?」
「何がはじまるんだ?」
また周りがざわつく。生徒...会長か。俺は冷や汗を足らす。
『わたしはこの学園の一年生たち全員に話したいことがありこのような場を設けました。大変ご迷惑かと思いますが良く聞いてください。わたし嫌、私達生徒会はこれから一年生の中で優秀な生徒を各クラス一名をこの三日間で詮索した結果をお答えします』
生徒会長が言ったことに周りは『何言ってんだ?』って顔をしているが俺はドキリと心臓が動く。まさか生徒会長さんが直々にネタバレしてくるとは予想外だ。
『A組、日向将海.C組、霧矢羽夜.D組、一色空.E組近藤大智.F組、ソフィア=ミルフィーヌ.G組、貴志隆司この六人の生徒たちはとても優秀な成績を引き出してくれました。よってこの生徒たちに自由の権利を与えます。それではこれからも健闘を祈ってますよ。』
ようやく放送が終了した。皆は呆然として立ち尽くしていた。そしてその中に俺も含まれる。
ははっ.....笑える。何故笑えるって?じゃあ言おう。B組だけハブられてるよ~
その後、色々と各クラスで生徒会長の話が話題になり今日の放課後は何時もより賑やかだった......
そして俺は屋上で考え事をしていた。その考え事は至ってしょうもないこと。俺の平穏な日常は守られたことに嬉しさ爆発していることだ。面倒事が嫌いな俺にとってこの上ない嬉しさ。俺はこれからも平穏な日常を歩みだすのだった。
おまけ
───放送室
ふう~。どうだったかしら。わたしの放送、上手く出来たわ。今頃はさぞかれ騒がしいでしょうね♪ふふっ
それにしても今年の一年生は逸材揃いでビックリしちゃったしこれからが楽しみ。そうやってニッコリしてたら
ドンッ!
放送室の扉が開く。
「会長!」
「何かしら?」
急に入ってきたのは副会長の叶。わたしと幼馴染なのだ。
「どうしたの?そう急いで」
わたしは少し心配する。何事?もしかして一年生たちが反乱でも?
「どうしたもこうしたもありません。会長!嫌、瀬奈様。B組だけ言い忘れていますよ!」
叶が言い出したことはとても衝撃な事だった。それはB組の生徒だけ言い忘れていたことに言われるまで気づかなかったことに。
「えっ!わ...わたし...どうしましょう~。言った...方が良いの?それとも...もう手遅れ~?」
わたしは凄く慌て出す。
「はい、もう手遅れです!逆にもう一度放送して見て言い忘れ何て言ったら会長の恥さらしですよ。それはもう恥さらし。」
「何で今、二回言ったの?もうどうしましょう」
わたしはやってしまったと思う。その時、急に昔の事を思い出す。そういや、昔も同じことがあったなぁ~♪
「それでどうするのですか?言うの、言わないの?」
確かに今回はわたしの失敗なので他のメンバー(生徒会)に迷惑をかけられない。
「わかったわ。直接その生徒に言いにいく。」
「はぁ~わかりました。頑張ってくださいね。だからいつも心配するんですよ。天然な所もあって次からは気を付けてください。」
それからわたしはと言うと今後もその生徒に伝えることができなかったのは言うまでもない。
今回はおまけ付きをご用意しときました。これからもたまにおまけ付きの話を入れたいと思ってます。まだ完全に復活したとは言えませんが長い時間をかけてもやっていこうと思います。




