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藤吉郎におまかせあれ  作者: ヤブ医者
信長 尾張の小大名時代編
1/35

奮闘竹木砦

序章


「それでさ、あいつがちで足つってやがんの」

俺は木ノ下藤吉。

名前が古臭いとよく言われる。

年は16で高一。

現在は下校中。

夏の東京は暑い。

只でさえ気温が高いのにアスファルトに反射して更に気温を高める。

俺は汗を手で拭い両隣の奴等に話しかけた。

「そういやさこの前できたラーメン屋知ってる?」

「あー、知ってる知ってる!美味しいんだって?」

そう答えたのはねね、俺の幼馴染みだ。

そのねねに反応したのは雄二だった。

「でもあそこに建った店って長続きしないんだろ」

雄二も俺の幼馴染みだ。

俺達はいつもこうやってどうでも良いような話をしながら帰る、それが日常だった。

だが今日は違った。

曲がり角を曲がった時不意に自販機が目に入った。

俺は無性に喉が渇き遂に我慢出来なくなって二人に

「俺、ちょっと飲み物買ってくる」

そう言って駆け出した。

それが駄目だった。

半分程駆けた時後ろから悲鳴が聞こえた。

「藤吉郎!!」

後ろを見ると二人がもの凄い形相で駆け込んできていた。

え!?

その時

ガシャーン

上から鉄骨が降り注いだ。


第1章始まり


ここはどこだ、俺は何でこんな所に?

重い瞼を上げる辺りには森が広がっている

何だ、ここ、東京?いや違う、東京にこんな所は無い、じゃあここは?

感覚が戻ってくる、記憶が蘇る

確か俺は下校中に…

その先は考えられなかった。

ふと、辺りから怒鳴り声が聞こえてきているのに気がついた、それも一人や二人ではない、100人は越している、なんだ、何をしているんだ。

まぁいい、人がいることに変わりはないあそこに行けば誰かいるだろう。

俺は歩いた、歩き続けた、でも俺の事を待っていたのは、とても現実とは思えない光景だった、

俺の目の前には鎧を着た兵士が戦をしている様子が写っていた。沢山の人が光輝く武器をもち、ある者は、人を切り、またある者は、戦友の死に涙し、そこには俺があれ程嫌った死と、俺があれ程守ろうとした生が詰まっていた。

そうだ、ここは、戦国なんだ…


俺はそこに立ち尽くしていた、でもこんな所にこんな場違いな格好でいるのは危険だった、俺は今制服を着ている。

この時代しかも戦場でこんな服を着ている人間の結末は見えている。

「お前っ!何者だっ」

「なんだその身なりはっ?」

俺はすぐに数人の兵士に取り囲まれた

くそっ、どうする?このまま大人しくしとけば切られそうだし、なら戦うか、いや勝てるわけない、敵は武装している武器を持たない俺が勝てるわけない

だったら、逃げるっ!

俺は真後ろにいる一人に掴みかかった掴んだ相手の肩を押し、足を引っかける、相手はバランスを崩し倒れた、俺はそこにできた道に飛び込んだ

「おいっ、待て」

「追えー、追えー」

ふん、敵は武装している、スピードは俺の方が上だ

その時、隣の茂みから何かが飛び出した、見覚えのある光沢、これは、俺はそのなにかに蹴り飛ばされた。

案の定、何かは兵士だった。

兵士は俺に刀を振り上げた。

くそっ、まだ死ぬ訳にはいかないんだっ

ズドンっ

なんだ?

気がつくと目の前の兵士は俺の横に倒れていた、

俺は助かったのか?でもなんで?あんな状態では助かるのは絶望的だった、じゃあ誰かが助けたのか、でも誰が?

「危なかったな、大丈夫か?」

突然その男は現れた。

誰だこいつ、こいつが助けたのか?

その男は、周りの兵士よりも豪華な鎧を来ていた、

兜に、南蛮胴、豪華な刺繍の入ったマント、この男は、武将なのか?

「いったい、こいつは何者なんだ?どうしてこいつは俺の事を助けたのか?みたいなこと考えてるだろう?」

「あたりか?」

男はまるで俺の事なんて全て解っているとでも言うように、俺の心を読んだ。

男は話続けた

「そんなに気になるなら教えてやろう、俺の名は、

織田信長だっ」


織田信長、この男がそうだと言うのか?あり得ないこんなおかしな奴が信長の訳無い。

でも、信長はうつけと言われてたし、もしかしたら

「信長様っ、一人でいかれては困ります」

向こうから馬に乗った侍がやって来る。

あいつら今、この男に信長様と言ったのか、なら本当に

こいつが信長なのか

「みな、すまん、すまん、許せ」

「許せと言われましても、殿いつも一人で行かれる

いつももうしておりましょう、殿の身体はもう殿だけの者では無いのです」

「くどいぞ!常興っ」

「殿ぉ…」

なんだ、この光景は、いまだに信じられない本当に信長なのか?

まぁいいさっさと逃げよう

俺は言い争っている二人にきずかれないように逃げようとしたが

「ちょっと待て」

信長に捕まった

「誰です、この者は?」

「さっき助けたんだ、確か名前は、まだ聞いて無かったな、お前名はなんと言う?」

まいった、非常にめんどくさいどうするか

二人は俺の顔をじろりと覗いている

「俺の、俺の名は、木下藤吉郎です」

しぶしぶ俺は自分の名前を名乗った

「藤吉郎、ははっ、良い名じゃないか」

信長は、ニヤリと笑った

なんだ、この怪しげな笑いは?

信長は口を開いた

「常興、決めたぞ、この者をうちで雇う」

は?

なに言ってんだこいつは、うつけにも程があるだろう、ついさっき会ったばかりの男を雇うなんて、

「何をおっしゃっているのですか、この者はさっき会ったばかりではないですか。そんな、えたいのしらない者を雇うなどもっての他、ありえません」

そうだ、そのとうりだ、この常興とか言う奴の言っている事の方が圧倒的に正しい

「常興、何が気にくわないんだ」

「ですから、さっき会ったばかりだから」

「会ったばかりだろうが何だろうが使えそうなやつは雇う。それが、俺の主義だ」

「何を言っているんですか、そもそもこの者が使えるかまだわかっかていないではありませんか」

「いいや、この者は使える、ならばここでためしてみようではないか」


第2章村木砦の戦い


村木砦は、北と西は川に南と東は堀と壁に守られた要塞である。1554年1月24日織田軍はこの地に向け出陣した。

敵は今川軍、敵の戦力、総大将は分かっていない。

しかし、信長は俺に何をしろと言うんだ?俺に兵法何てわからない、じゃあなんだ?

さっき信長は、俺を試すと言った。

そして、この陣に連れてきて今の状況を話した。

俺は隣の信長を見た。

信長もその視線にきずいたのだろう話かけてきた。

「戦闘が始まってしばらくたったが戦況に動きがない、このままでは損害が増えるばかりだ。そこでだ、お主に俺の軍の参議を任せる砦をおとす策を考えろ」

何を言い出すのかと思えば、いや予想どうりと言えば、予想どうりか、この場で俺を試すとすれば俺を戦線に参加させるしかない、けど、俺にそんなことが出来るか?俺は戦をしらない。もし俺が断れば?

「もしも、俺が断ればどうするんですか」

信長は答えた。

「その時はお前を殺すだけだ」

やはり、やはりそうか、信長が今言ったことは嘘ではないだろう、信長は人を殺す事になにも感じない人間何だろう、ならやるしかない俺はまだ死ぬ訳にはいかないんだ。

「分かりました、やります」

信長は小さくうなずいた。


とは言ったもののどうするか、戦略なんてゲームでやったくらい だし。

「お主も大変だな」

突然後ろから話しかけられた。

「あぁ、まだ名乗ってなかったな、拙者の名は池田常興だ」

池田常興、この男が、確か常興は信長とは乳兄弟だったな。

池田常興、信長の乳兄弟にして信長の優秀な家臣だった男。信長の尾張時代からの家臣で全ての戦に従軍した。

常興は話続けた。

「信長様は気に入った男に対して無茶を言い過ぎる

まぁ、それがあのお方の良いところでもあるんだがな」

「いいところ?」

「あぁ、無茶を言えるということはそれほど人を信頼できると言うことだ。まぁ、我々家臣も信長様の事を信頼していないと出来ないがな」

「あぁ、そういう事ですか」

常興は笑った。

「まぁ、頑張れ、この戦お主の戦術次第だからな」

常興は去っていった。

俺の戦術次第か、確かにそうだな、でも俺がこんな大役を荷が重い。とりあえずどんな武器があるか見てこよう。


武器庫には沢山の武器があった。

思ったより沢山あるな。

でも、刀、槍、弓の三種類位か。

俺は武器庫のなかを歩き回った。

武器庫は大きなテントの様なものだ、そう広くない。

でも、興味深い物を見つけた。

銃だ、しかもこんな沢山500丁位はあるか?

でも、火縄銃だこんなに沢山あっても火縄銃は玉の装填に時間がかかるとてもこの銃で銃撃戦は無理だ。

せめて連射ができれば。

「あの妙な、なりのものは何をしているんだ」

「さぁ、分からん銃何ぞ突撃隊を援護するものにすぎないのにな」

向こうで兵士が俺の陰口を言っている。

ん、でも何かが引っ掛かる。

「銃なんぞ、使って敵に突撃をかけると言うのか」

そういう事か、この時代銃は突撃隊の援護隊だったんだ。

俺は銃での白兵戦に頭がとられて気がつかなかったでも、これなら突撃するのは白兵部隊だ、銃隊は突撃隊を援護すればいい。

あとは、連射できれば。

そうだ一人につき銃一丁という考えがダメなんだ。

一人につき銃5丁位与え銃を撃つものの他に2人程つける、これで一小隊だ。

銃を撃つものが撃っている間に後ろで他の者が玉をこめる。

そうすれば連射ができる

一人につき銃五丁だから100人の銃隊だ。

一小隊が20個集まって一中隊、この中隊で統制射撃を行う。

そして、この中隊が4個集まって射撃隊だ。

突撃する場所は砦の南側だ。

ここは深い堀に囲まれた上、土をもって高くなっているため攻めにくい。

ここを攻めるとなると堀と盛り土を登らないといけない、だが登っている間兵士は無防備だ、上から攻撃にさらされる。

その為、今回は銃隊に上の敵をさっきの方法で射撃させる。

敵は銃弾にさらされながら登ってくる兵士に攻撃することになる、そうなれば確実に敵の攻撃は薄くなる、その分砦に入る兵士も増える。

俺はニヤリと笑った。

「よし、これでいこう!」

小声でつぶやいた。


俺の策はすぐに採用された。

信長はその案を聞くやいなやすぐさま行動に移った銃隊を中隊、小隊に分けて銃を与え作戦の実行の準備を進めた。

「藤吉郎、この策の名は何がいい?」

信長はいきなり聞いてきた。

「名前ですか?」

「そうだ名前だ」

「村木砦攻略作戦で良くないですか」

「それじゃつまらん、んー、よし決めたぞ作戦名は『明日へ』だ」

「明日へ?」

「そうだ、この戦に勝たねば明日への道は開けん、俺はこんな所で止まっていられない、俺の行くところはまだ先だ」

そうか、信長はもっと先を見ているそれは明日でも来年でもない、天下だ、この男は見えている自分が天下をおさめる様をその先の日本を。

俺は答えた

「そうですね、明日を生きましょう」

信長は笑った。


作戦は午前10時に開始された。

俺は邪魔だと言われ陣に待機していた。

まず突入しようとしている兵士達を一度後方に下げた。

そして100人の銃隊を横にずらりと並べた。

それは砦内の敵を動揺させた、その時一瞬敵の攻撃がやんだ。

信長はこの瞬間を見逃さなかった。

次の瞬間信長は叫んだ

「撃てぇーっ!!」

ズダァーンダァーン

辺りに凄まじい音が鳴り響く。

銃口から飛び出した玉は敵に向かい突き進む。

周りの風を切りながら進む。

でもそれは一瞬だった。

その玉は敵に当たった。

玉は真っ赤な朱色の血にかわった、血は辺りに飛び散り血の雨を降らせた。

信長は続けた。

「次弾を撃てーっ、以後中隊長に任せる。突撃隊突撃を開始せよっ!」

おぉーっ!

兵士達は雄叫びをあげながら敵に突っ込んでいく。

いくら援護射撃があるからとはいえ敵の攻撃がやんだわけではない、兵士は次々と倒れていく。

それでも突き進む、明日を生きる為に。

「怯むなぁーっ!」

うぉーっ!

信長は声を絶やさない、声をだし続けることしか進み続ける兵士を助ける術がなかったのだ。


だが戦いもいつしか終わる。

それは突然だった。

「六鹿っ一番乗りーっ!」

その声は辺りに響いた。

遂に砦内に兵士が侵入したのだ。

その後も兵士は砦内に侵入し続けた。

それからは早かった。

立て続けに攻撃をしてくる織田軍にこれ以上戦いを続けるのは愚作とみた敵は織田軍に降伏した。

これによりこの戦いは織田軍の勝利に終わった。


辺りがすっかり暗くなった頃織田軍は陣に帰ってきた。

「殿のお帰りだっ!」

俺は外に飛び出した。

軍が帰ってきたと言うことは俺の作戦は成功したということだ。

勝ったのか?

遠くに見える信長は何か悲しそうだった。

どうしたんだ?なぜあんなに悲しそうなんだ。

もしかして負けた?

軍はすでに陣に入り解散していた。

信長はこっちに近づいてきた。

俺は信長に聞いた。

「勝ったんですか?」

信長は悲しそうに答えた。

「勝った」

なんだ泣いているのか?

信長は続けた。

「勝ったが、勝ったが沢山の仲間が死んだ。あいつらはいつも俺の側にいて信長様っ信長様って周りをうろつうていた。でもそんなあいつらはもういない。俺は自分が憎い、俺はあいつらになにもできなかった。声をあげることしか出来なかった」

俺は信長の横顔眺めていた。

でも、耐えられずに口を開いた。

「信長様がなにも出来なかったなんて嘘です。貴方は彼らの為に必死に声をあげたじゃないですか?貴方の声は逃げたい気持ちを生きたいという気持ちに変えた」

「死ぬ間際に生きる希望を与えたならばなおさら酷いことをしたじゃないか」

「違います、死ぬ直前まで生きる事を考えてたんです。これ程幸せなことはありません。人は死ぬ直前普通は死の恐怖に怯えています。これからどうなるのか?残されたものは?とか様々な事を考えます。でも最後の最後まで生きる希望を持っていたならそんなことは考えずに済みます。これは死を前にした人間にとってどれ程のはげみになるか、貴方は分かっていない。貴方は彼らを救ったのです」

「藤吉郎ぅ…」

「ですから貴方は前をみてください。天下だけを」

信長は涙を拭い微笑んだ。

「そうだな藤吉郎。俺は天下人織田信長だ。もう後ろは見ない、前だけをみて生きていく。藤吉郎ついてこい!俺と共に天下を取りに行くぞっ」

俺は手を握りしめた。

「はいっ!」

そうだ、俺は戦国武将木下藤吉郎だっ!

俺は心の中でそう決心した。

藤吉郎が誰かも知らずに。


第3章尾張


村木砦の戦いの翌日信長一行は寺本城城下に放火した後那古野城に帰還した。

ここが那古野城なんというか質素だな。

その城は堀と壁は有るものの天守閣はなくそんなに広くはなかった。

「お帰りなさいませ信長様」

見知らぬ男が声をかけてきた。

「おぉ、犬千代ご苦労」

犬千代?前田利家のことか。

前田利家、幼名は犬千代、槍の名手であったが素行が悪く出禁を食らう程だった。だが次第に力を認められ北陸方面軍になった後能登国主となった男である。

利家は疑問そうな顔でこちらを見た。

「殿、そのものは?」

「あぁ今回の戦より家で雇うことになった木下藤吉郎だ」

俺は会釈した。

利家はこちらに寄ってきて手を差し出した。

「前田利家だ宜しく頼む」

俺はその手を握り

「木下藤吉郎です」

そう返した。

「犬千代藤吉郎の部屋に送ってやれ空き間でいい」

「はっ、信長様」


俺は利家と共に部屋に向かって歩いていた。

「お主武術は習っているのか?」

利家はいきなり聞いてきた。

「まぁ一様」

俺はそう答えたが利家は納得していない。

「一様?」

「はい、戦向きの剣術等は習っていないので」

「なるほどな確かにそれならば意味はない剣術を知らぬのならば戦には出られぬ」

利家はニヤリと笑った。

「よしわしが教えてやろう」

なんだって前田利家が俺に武術を?

確かにそれは有り難いが

「いいんですか本当に?」

「良い良い人助けじゃ」

人助けか、ならお言葉に甘えよう。

「じゃあお願いします」

利家は満足そうに頷いた。


那古野城を開ける織田軍の代わりに那古野城の守りを任されていた斎藤家の安藤守就は稲葉山城へ帰還した。

稲葉山につくやいなや安藤はすぐさま斎藤道三のもとへ向かった。

「ほう、銃を段階的に連射して突撃隊の援護をさせるとは、中々の切れ者だな信長は」

道三は報告に満足そうな笑みで答えると

「信長はこの先でかくなるだろう」

そうつぶやいた。

「なにをおっしゃいます信長の隣には今川がいます奴らが上洛へ動けば織田軍は瞬殺されるでしょう」

安藤は不服そうに答えた。

「いや分からん現に今川方の村木砦は織田に落ちた」

「それはそうですが」

道三は続けた

「いずれ織田は世界を変えるやもしれん全く、隣には厄介な者がいるな」

道三は笑った。

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